定番Ultrabookが“フルHDのIPS液晶”で劇的進化――「ZENBOOK Prime UX31A」を徹底チェックする:2代目に死角なしか(5/5 ページ)

» 2012年07月10日 00時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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Ultrabookを革新するZENBOOK Prime

 ZENBOOK Prime UX31AのフルHD液晶ディスプレイは、Ultrabookとして最上位のクオリティだ。そのほか、パフォーマンス、バッテリー駆動時間、キーボード、タッチパッドの使い勝手、ボディの作り込み、いずれもレベルが高い。先代のZENBOOK UX31Eも完成度の高いUltrabookだったが、さらに完成度が向上し、隙のない製品に仕上がっている。

 それでいて、価格は13万9800円というのだから驚きだ。フルHD解像度の利便性、IPSの美しい表示品質をUltrabookの世界に持ち込み、これだけのユーザーエクスペリエンスで14万円切りという低価格を実現していることこそ、ZENBOOK Prime UX31Aの最も素晴らしく、イノベイティブな点であるといってもいい。これはソニーも、アップル(MacBook AirはUltrabookではないが、実質的に同等なものと考えている)もできていないことだ。

 メモリが4Gバイトであることや、SSDのランダムアクセス性能などに注文をつけたいユーザーもいるだろうが、筆者としては受け入れたい。コンシューマ向けのノートPCでは、より多くの人が購入しやすいような価格に抑えることも重要で、こういったスペックの割り切り、決め打ちは必要なことだ。

 ただし、その場合のスペックは製造上の都合で決めるのではなく、ユーザーのエクスペリエンスを優先し、明確な意思を持って決め打つべきだというのが筆者の持論だが、このZENBOOK Prime UX31Aの価格とスペックにはそういう意思が感じられ、Ultrabookのイノベイターとしての資格が十分にある。

 ZENBOOK Prime UX31Aの特にディスプレイがもたらすユーザーエクスペリエンスは現時点のUltrabookにおいて最高で、まさしく“Prime”を冠するにふさわしい。第2世代Ultrabookは各社から魅力的な製品が続々と登場しているが、その中でも傑出した魅力を備えた1台といえる。

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