価格、サービス、サポート――総合力で勝負する海外携帯レンタルの老舗 テレコムスクエア(2/2 ページ)

» 2012年08月03日 15時33分 公開
[小竹佑児(ゴーズ),ITmedia]
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業界で唯一渡航当日の申し込みに対応

photo 空港に自社カウンターがあるのもテレコムスクエアの強みだ

 利用の申し込みは同社のWebサイトから行えるほか、FAXでも可能。また、同社はモバイル機器のレンタルサービスを提供する国内の事業者としては唯一、全国の主要空港にカウンターを設置しており、渡航当日の申し込みにも対応する。成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港、関西空港、中部空港、福岡空港の5大空港に、計12カ所のカウンターがあり、端末の貸出・返却を受け付けている。なぜテレコムスクエアのみが、空港に自社カウンターを設置できるのだろうか。「空港に出店するには何よりも“信頼”が重視されます。当社はレンタル事業を20年続けた実績が評価され、出店を許可されました」と平野氏は話す。

photo 米国で利用できるSamsung電子製のLTE対応ルーター

 Wi-Ho!を米・中・韓以外の国で利用する場合、ZTE製の「MF60」(国内未発売)という端末がレンタルされる。本機は、世界各国に25カ所ある同社のサポート拠点でバッテリー性能や耐久性、通信速度などをテストした結果、バランスの良さを買われて採用されたという。米・中・韓ではその国専用の端末が提供される。米国ではLTE通信が可能な「Wi-Ho!4G」を提供しているので、高速通信を利用したい人は注目だ。

 「Wi-Fiルーターを使うのは初めて」というユーザーでも安心して利用できるよう、専用のマニュアルも同梱される。この端末別のマニュアルは独自に制作しているという。電話のかけ方などの基本中の基本から解説されており、内容は日々ブラッシュアップされている。世界各国のSIMカードは現地キャリアなどと正式に契約したもので、現地でバラバラに調達したSIMが提供されるわけではないので、ユーザーは安心して利用できる。

 「設定が分からない」「端末を失くした」「端末が故障した」という場合に、365日24時間対応してくれる自社運営のコールセンターを用意しているのも同社のサービスならでは。端末の使い方や不備が合った際の代替機の発送など、渡航中に端末を利用していて起こりうるトラブルに対処してくれる。また、米・中・韓の3か国語を話せるスタッフが常駐しているので、外国人からの問い合わせにも対応する(有料)。

photophoto ZTE製のモバイルWi-Fiルーター「MF60」(写真=左)。充電器、プラグ変換アダプター、マニュアルが同梱される(写真=右)

価格だけではない、トータルの充実度で勝負

 同社のサービスを利用するメリットは、「初めて利用される方でも安心して割安な価格で利用できること」(平野氏)。手厚いサポート体制や、手数料がかからない割安な料金体系を見れば、その言葉にも十分うなずける。料金をさらに安くしようとすれば、現地のSIMカードを利用する方法もあるが、現地のケータイショップで現地の言葉を使って購入するのは、一般的なユーザーには障壁が高い。料金だけでなく、サービスを利用するためにかかる労力や、トラブルが発生した際のサポート体制なども含めて総合的に考えると、海外渡航時の通信はレンタルサービスが“お得”といえるのではないだろうか。この夏、海外旅行を予定している人は、選択肢の1つとして検討してみてはいかがだろうか。

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