PCケース関連で注目されていたのは、クーラーマスターのmini-ITXケース「Elite 120 Cube」だ。240(幅)×401.4(奥行き)×207.4(高さ)ミリのコンパクトなケースながら、最長343ミリの拡張カードが挿せるうえ、5インチベイ1基と3.5インチベイ3基、2.5インチベイ2基(+3.5インチベイからの変換で2基)を用意するなど、高い拡張性を備えているのが特徴だ。ATX電源ベイは背面に若干張り出しており、長めの電源ユニットも組み込みやすい。価格は6800円弱だ。
TSUKUMO eX.は「側面に排気ファンを備えるなど、小型ケースのなかではハイエンド向けの構成になっていますね。CPUクーラーは高さ65ミリまでという制限がありますが、エアフローをある程度考慮すれば、メインとして十分使えるマシンが組めると思います」と評価していた。
なお、同店のmini-ITXケースのうち、ハイエンド仕様で最も売れているのは、BitFenixの「PRODIGY」だという。価格は1万円弱だ。「初回ロットが完売して、最近ようやく再入荷されました。水冷ユニットさえ組み込める仕様で、CPUクーラーも大型のものが使えます。ある程度コンパクトな高性能マシンを目指すならオススメですね」とのことだ。
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