電源ユニットで注目されたのは、シルバーストーンの「SST-ST30SF」だ。80PLUS BRONZE認証を取得した定格300ワットのSFX電源で、ATX電源ベイに固定するためのブラケットが付属している。価格は8000円弱だ。
内部の温度センサーが55度以下のときはファンを回転させない、準ファンレス仕様になっているのが魅力。パソコンハウス東映は「グラフィックスカードを差さない構成なら、普通のミドルタワーケースに入れて、無音PCを目指すこともできます。300ワットもあれば足りる構成は楽に組めますから、結構使い勝手はいいですよ」と高く評価していた。
クーラーマスター製のmini-ITXケース「Elite 130 Cube」も話題を集めた。キューブタイプで、価格は8000円弱。ATX電源ベイを搭載するケースで、5インチベイと2.5インチベイを各1基、3.5インチベイを2基備える。最長343ミリの拡張カードが挿せるなど、拡張性が高いのが魅力だ。そのほか、200ワット電源を搭載したブック型ケース「Mini 110」も同時に発売している。こちらの価格は1万円弱だ。
パソコンハウス東映は「mini-ITXでメインマシンを安く組むなら、自由度が高くて割安なElite 130 Cubeが狙い目ですよ。それこそSST-ST30SFを使って、そこそこ快適な無音マシンを目指すこともできます」と話していた。
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