グラフィックスカードの新製品も多かった。ハイエンド〜ミドルレンジクラスで話題になっていたのは、MSIのGeForce GTX 780カード「N780GTX Twin Frozr 4S OC WD」とGTX 760カード「N760GTX Twin Frozr 4S OC WD」。価格は順に5万8000円弱と3万円弱だ。どちらも6月末に登場したばかりのアクションゲーム「WATCH DOGS」の無料ゲームクーポンを同梱している。
入荷したパソコンショップ・アークは「ハイスペック環境が生かせるタイトルで、注目度も高いようです。キラータイトルが出るとグラフィックスカードの売れ方は全然変わってくるので、どれだけ伸びそうか見守っています」と話していた。
エントリークラスは、GeForce GT 740/730のバリエーションモデルが各社から続々と送り出されている。先週はZOTACのGT 730カードが4モデル登場し売り場で目立っていた。
ロープロファイルながら2スロットを占有する、GDDR5 2Gバイト搭載の「ZT-71101-10L」は9500円前後、DDR3 1Gバイトを積むノーマルサイズの「ZT-71104-10L」は8000円強。ファンレスのロープロファイル型が2種類あり、DDR3を2Gバイト積む「ZT-71105-10L」は8500円前後で、1Gバイトの「ZT-71106-10L」は7000円強だ。
あるベテラン店員氏は「GT 730あたりは仕様と形状のバリエーションが多いですね。しばらくすると在庫にばらつきが出てくるので、小型ケースなどでちょうどいいカードを探しているなら今のうちに目をつけておくのがいいかもしれません」とアドバイスする。
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