ハイエンド系のグラフィックスカードでは、ELSAのGeForce GTX 980カード「GeForce GTX 980 4GB S.A.C」が注目株だ。価格は8万5000円弱。BUY MORE秋葉原本店は「ELSAのオリジナルクーラーモデルと考えればそこまで高くないかなと思いますね。S.A.Cシリーズは品質の高さから好むユーザーが多いので、普通に売れてくれるかなと」と話していた。
エントリー〜ミドルレンジクラスでは、Sapphireの日本限定モデル「R7 250XE 1G GDDR5 PCI-E MICRO HDMI/DVI-I/MINI DP」が評判だ。1スロット占有のロープロファイルモデルで、補助電源は不要。DVIとMicro HDMI、Mini DP端子を備えている。価格は1万5000円弱だ。
搭載しているGPU「Radeon R7 250XE」はR7 250Xをベースにコアクロックや消費電力を落とした仕様で、AMDのラインアップにはない。TSUKUMO eX.は「余ったGPUをダウンクロックして派生モデルにするというパターンでしょう。在庫処分的な意味合いもありますが、既存の仕様に囚われずに市場の隙間を突いてくるのでそれなりのニーズはあると思います」と分析していた。
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