そのほかのジャンルでは、アユートのNAS機能付きメディアプレイヤーキット「Media Emperor II」がソフマップ秋葉原リユース総合館で売り出されていた。価格は1万8144円だ。
最大2Tバイトの3.5インチHDDを搭載し、ギガLAN上でNASとしても利用できる。出力端子にはHDMIやコンポジット、同軸デジタルなどをそろえる。再生可能な動画フォーマットは、DVD-ISO、BD-ISO、H.264、MPEG-1.2、Xvid、WMV9、MJPEG、FLV1など。同店は「SATA 2.0対応ですが、手持ちのHDDを生かすのに面白いアイテムだと思います。普通にNASとして使えるので、保存するデータを選びませんしね」と話していた。
パソコンハウス東映のショーウインドウで異彩を放っていたのは、スーパーマイクロの開発用小型ボード「A1SQN」だ。TDP 2.2ワットで動作するインテルのSoC「Quark X1021」を搭載しており、基板サイズはE100規格準拠の104.1(横)×101.6(縦)ミリとなる。512MバイトのECC DDR3メモリをSoCに内蔵し、拡張用にMini PCIeスロット2基とZigBeeモジュールソケット1基、また、ストレージ用にmicro SDHCカードスロット1基を用意する。価格は1万8980円だ。
同店は「Galileo 2よりもメモリ容量が大きくて拡張の余地も広い仕様です。開発向けボードの選択肢として需要を伸ばしてくれれば」と期待していた。
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