日本マイクロソフトは、10月22日14時に「Windows 10搭載Surface新製品」の記者発表会を都内で開催する。10月15日に報道関係者へ案内した。
発表会には同社の代表執行役社長である平野拓也氏と、米MicrosoftのSurface & Windows Hardware セールス&マーケティング担当であるブライアン・ホール氏が出席するほか、ゲストの登壇も予定しているという。
発表内容は「Windows 10搭載Surface新製品の日本での展開に関して」とされており、具体的なモデル名の言及はないが、時期的に米Microsoftが10月6日(米東海岸時間:EDT)に発表したSurfaceシリーズ新機種の国内販売モデルと予想される。
米国で発表済みのSurfaceシリーズ新機種とは、12.3型Windowsタブレット「Surface Pro 4」と13.5型2in1ノート「Surface Book」の2製品で、これらが日本でいつ発売されるのか、また円安傾向で価格設定がどうなるのかに注目が集まるところだ。
ただし、これら2製品が同時に国内で販売開始にならない可能性もある。既に日本市場の実績が豊富なSurface Proシリーズの新モデルであるSurface Pro 4は、恐らく早いタイミングで販売が開始されるとみられる。
一方のSurface Bookは、今までにないMicrosoft初のノートPC製品であり、「MacBook Pro」を競合製品に掲げながらも、仕様や価格帯(1499米ドルから)は国内大手PCメーカーのハイスペックノートPCなどと重なってくるため、特にOEMパートナーとの関係性を重視する日本法人がどのように判断するかで、国内投入の時期は変わってくるかもしれない。
また、米国で発表翌日にSurface Bookの予約受付を開始したところ、オンラインのMicrosoft Storeでは既に完売となる人気ぶりで、単純に日本向けの生産数を絞り込む、あるいは販売開始までに時間を要することも考えられる。
こうした点にも着目して10月22日の国内発表を待ちたい。
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