Microsoft Flagship Storeは5階からなる。1階から3階までが店舗の小売スペース、4階が事務所、5階がHoloLens Experience Showcaseだ。5階は実際にはイベントスペースであり、期間限定でHoloLensの専用コーナーになっていると考えられる。1階は前述のようにPCやスマートフォン関連の展示がメインであり、2階は「Xbox One」とPC周辺機器の展示コーナーだ。
また、正面入口寄りの部分は「Answer Desk」とセミナーコーナーになっており、PCを持ち込んでの質問やアンチウイルスソフトなどのインストールサービスを行っているほか、定期的に各種セミナーやイベントが開催されている。電源も設置されているので、実際に現地を訪れた場合は、ちょっとした休憩がてらに寄ってみるといいかもしれない。
興味深いのは、3階の「Dell Experience」だ。2015年末のオープン以来、Dell製品専用の展示コーナーになっており、コンシューマーからビジネスまで、同社の関連ソリューションを体験できる。
その奥にはDellのゲーミングPC「Alienware」のゲームコーナーや、フォトプリントサービスが設置されていたりと、「すぐに買う予定もないのに、歩いていると店員の視線がつらい……」ということもなく、気軽に足を伸ばして遊べる空間だ。実際、この店舗でしか体験できない製品も多いので、それを目当てに来店してみるのも楽しい。
以上、Microsoft Flagship Storeを一通り紹介した。旗艦店だけあって、自社製品の充実ぶりはもちろん、HoloLensやSurface Hub、そしてサードパーティー製品の展示も他には見られないものがあり、訪れてみる価値がある。
ライバルであるAppleの旗艦店「Apple Store Fifth Avenue」から歩いて2〜3分程度なので、もしApple Storeに寄ろうと考えている人はMicrosoft Flagship Storeにも足を伸ばしてみてはいかがだろうか。
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