CPUクーラーで目立っていたのは、Thermalrightの大型CPUクーラー「Macho Direct」だ。CPUと直接触れる6mm径のヒートパイプを5本走らせる構造で、サイドには14cmファンを固定する。ファンなしのサイズは140(幅)×117(奥行き)×158(高さ)mm。税込み価格は6500円前後だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「大型ヒートシンクとCPU直付けのヒートパイプでかなり冷えると思います。ただ、大型ゆえに物理干渉が起きやすいので、形状をしっかりチェックして買われるのがいいと思います」と話していた。
その大きさゆえに、こだわり派のみに売れるモデルとの評価も複数耳にした。某ショップは「サイドフロー型でダントツ人気なのは2013年10月に登場した『虎徹』です。税込み3500円前後で買えますし、12cmファンでも十分に冷えますからね。ThermalrightのMachoシリーズにいく人は、さらに上を目指す目的だったり、昔ながらのこだわりを持っていたりという場合が多いです。今回もそういう売れ方をすると思います」と冷静にみていた。
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