レビュー
» 2011年05月25日 03時00分 UPDATE

写真で解説する「K009」

auの京セラ製端末「K009」は、シンプルで質感の高い防水ボディに充実したコミュニケーション機能を盛り込んだスタンダードモデル。WIN HIGH SPEED対応や、1GHz駆動のSnapdragonによる高速な処理速度など基本性能の高さも特徴だ。

[小林健志(K-MAX),ITmedia]

 KDDIのau端末「K009」は、京セラ製の防水携帯電話。いわゆるエントリー向けのスタンダードな端末だが、背面部分は金属パネルを用いていて光沢があり、持った感触も質感が高い。デザインも無駄のないシンプルなもので高級感がある。端末サイズは約111(高さ)×50(幅)×14.8(厚さ)ミリと、auの折りたたみ端末としてはスリムな部類に入る。重さは約143グラムだ。

photophoto 端末を閉じた状態の背面側(写真=左)、端末を開いた状態(写真=右)、左からメタルブラック、プレシャスブルー、ルミナスピンク。いずれも金属パネルを用いていて背面側は光沢がある

 背面のサブディスプレイは5×17ドットマトリックスのLEDディスプレイとなっていて、時間の表示ができるほか、端末を閉じた時にはさまざまなアニメーションを表示させることができる。また、設定によって着信時にアドレス帳に入った名前をカナ表示できる。また、端末を閉じた状態でのサイドキーの長押しとテレビキーには、ほかの機能を割り当てることも可能だ。

photo 端末を閉じた状態の裏面。裏面には有効画素数約808万画素CMOSカメラ、フォトライト、外部スピーカー、赤外線端子、充電端子があり、裏ブタ部分にFelicaチップが存在する

photophoto 端末の左側面(写真=左)には外部接続端子があり、端末の右側面(写真=右)にはサイドキーがあり、初期設定では端末を閉じた状態で長押しするとマナーモードの設定および解除ができる。サイドキーの設定については後述する

photo 防水端末のため端子カバーはパッキン付き

photophoto 端末先端部(写真=左)とヒンジ部(写真=右)。先端部左にストラップホールがある

photophoto 裏ブタを開けたところ(写真=左)。裏蓋には防水のためパッキンが付いている。電池パックの容量は920mAh。電池パックを外すと(写真=右)、電池パックの入るスペースの上部にauICカードスロット、電池パックを取った部分にmicroSD/SDHCカードスロットが存在する。どちらも電池パックを外さなければカードの入れ替えはできない

photophoto LEDディスプレイに時間を表示させたところ(画面=左)。端末を閉じた時とサイドキーを押した時に表示される。また、端末を閉じた時時間を表示した後にさまざまなアニメーションを表示できるように設定できる(画面=右)

photophoto 端末を閉じた時のアニメーションの例。イヌ1(画面=左)は2匹のイヌが向かい合っていて、真ん中にハートが見える。ハート1(画面=右)は1個のハートマークが表れる

photophoto 端末を閉じた状態でサイドキーを長押しすると、初期状態ではマナーモードの設定と解除が割り当てられている。設定を変えれば、フォトライトの点灯やフェイク着信を割り当てることもできる(画面=左)。テレビキーも初期設定ではワンセグを起動するものだが、さまざまな機能を割り当てられるカスタマイズキーとなっている(画面=右)

「すぐ文字」などコミュニケーション機能が充実

 京セラの携帯電話といえば、待受画面でダイヤルキーを押すと電話番号の入力だけでなく、文字入力へとすぐに移ってメールやメモを作成できる「すぐ文字」機能がおなじみだ。もちろんK009にも搭載されている。

 すぐ文字では、ダイヤルキーを押すと画面に数字だけでなく文字も表示される。電話をかけたい時は通常通り画面下部の数字を見て発話キーで発信すれば良い。文字を入力したい場合は、画面上部を見て一通り文字を入力した後、その文字をどんな目的で使うのかを設定するという仕組みだ。

 例えば待受中に「あい」と入力すると、画面上部が文字入力画面となり変換候補が表示される。数字としては、「1」キーを3回押していることになるので、画面下部には「111」と表示されている。入力した文字はブログやTwitterなどのSNSに投稿できるほか、Webや地図の検索キーワードとして利用できる。

photophotophoto 待受中に[1][1][1]と入力すると、文字入力した際の結果も「あい」も表示される(画面=左)。この機能を使ってブログへアップしたりつぶやきくには、事前に投稿用アカウントを設定する(画面=中、右)。Webや地図の検索にも使える

 そのほか、メール周りの機能としてはフォルダを他人に見られないように設定できる「プライバシー設定」、文字に関連したデコメ絵文字を変換候補として表示できる機能がある。メールやブログ、SNSなど、文字を使ったコミュニケーションに関連する機能が豊富なのがK009の特徴だ。

photophoto 「フォルダ 2」のプライバシー設定で、他人に見られないように設定すると(画面=左)、が表示されなくなる(画面=右)

photophoto メールの文字入力中に、デコメ絵文字に関連した文字を入力し発話キーを押すと(画面=左)、デコメ絵文字が変換候補として表示される(画面=右)

 K009はエントリー向けの端末であるが、IPX5/IPX7相当の防水性能を持ち、プロセッサに1GHz駆動の「Snapdragon」を搭載した。通信機能も下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbpsの高速通信サービス「WIN HIGH SPEED」に対応するなど、基本性能は高く操作上のストレスもほとんどない。

 auの主なサービスに加え、新サービスのBREWアプリ版「Skype au」にも対応する。シンプルで高い質感のボディに、充実したコミュニケーション機能を盛りこんでいるので、幅広い層の人が満足できる端末であろう。ケータイでブログやSNSはやっているけど、スマートフォンは敷居が高過ぎるという人にぜひオススメしたい。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.