10月2日に開幕した「CEATEC JAPAN 2012」。NTTドコモのブースには、11日の冬モデル発表会で正式発表される新モデル4機種と、すでに販売が始まっている秋モデル5機種が展示されている。
冬モデルは発表前ということもあり、すべてガラスケース越しでの先行出品。4機種の型番も公開されており、人気コミック「ワンピース」とコラボレーションしたスマートフォンが「N-02E ONE PIECE」、ディズニーのコンテンツが利用できるDisney Mobile on docomo対応の「N-03E」(ともにNECカシオモバイルコミュニケーションズ製)、そしてソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia AX SO-01E」、Samsung電子製の「GALAXY Note II SC-02E」が並んでいる。
このうちN-02E ONE PIECEは回転台に載せられており、木目調の質感や背面に描かれた海賊旗のイラストなど、ボディのディテールをいろいろな角度から見ることができる。またワンピーススマホを載せた「サウザンドサニー号」も一緒に展示されていた。サニー号についてはN-02E ONE PIECEのスペシャルサイトでも紹介されており、端末発売時にはこちらのアクセサリー展開もあるかもしれない。
Disney Mobile on docomoモデルのN-03Eは、5色のカラーバリエーションを展示。正面を向いているモックアップでは、ディスプレイ上部にミッキーマウスのマークが入り、ミニーマウスやくまのプーさん、ティンカーベル、ドナルドダックなどディズニー仕様の壁紙が確認できた。また背面では、エッジを落として持ちやすくした側面の様子や、FeliCaチップのマークなどが確認できた。そのほか、またミッキーのマークが入った卓上ホルダや、オリジナルデザインの個装箱とスタートアップガイドも展示されていた。
Xperia AX SO-01Eの展示には、比較的詳しい製品概要が添えられていた。Xperia AXについてはメーカーのソニーモバイルコミュニケーションズも国内投入をリリースしており、かなり詳細なスペックが判明している。
Xperia AXはグローバルモデル「Xperia V」をベースにした端末で、シリーズの代名詞でもある弧を描くアークフォルムを採用。ディスプレイのサイズは4.3インチで、側面と背面が異なる質感で仕上げられているという。またカラーの3層プレート構造による美しいデザインも特徴だ。厚さ8.7ミリとスリムなボディは防水・防塵仕様で、Xiのほか、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信に対応した。さらにNFCも利用できる。会場では、ボディカラーはホワイト、ブラック、ピンク、ブルーが確認できた。
GALAXY Note II SC-02Eは、海外で発表されたGALAXY Note IIの国内版。ディスプレイは5.5インチのHD Super AMOLED(720×1280ピクセル)で、アスペクト比16:9になった。またプロセッサーはクアッドコアモデルを搭載する。ドコモ向けとしてはXiの対応に加えて、おサイフケータイのサポートが確認できた。カラーはMarble WhiteとTitanium Grayの2色になるようだ。
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