スマホならではの“便利で遊べる機能”が素晴らしい――「GALAXY Note II SC-02E」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2012年12月07日 23時04分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 Android系のスマートフォンはいろいろ触ってみたけど、「GALAXY Note II SC-02E」が一番個性的で面白いんじゃないかと思う。これがスマートフォンかといわれると……ミニタブレットと呼んだ方がいいんじゃないかと思わないでもないが、5.5インチという大きな画面と、静電容量式のペンを内蔵するという特性を生かそうとする姿勢がいい。

 特に写真を撮ったあと。個人的には写真に手書きメモを入れられる機能が気に入った。それも「写真の裏」に手書きでさっとメモを残せるのである。ありそうでなかった発想だ。

photophoto 5.5インチというデカ画面の「GALAXY Note II SC-02E」。カメラアイコンをタップすれば、すぐにカメラが起動する(写真=左)。裏面のカメラとLEDライト。カメラがけっこう端にあるので、横位置で持ったときに左手の指がかかりやすいので注意。かといって片手で持って撮るにはでかいしね(写真=右)

小技が効いたカメラ機能

 カメラは8Mピクセルの裏面照射型CMOSセンサー。ロック画面からカメラボタンを押して直接起動させられる。

photo スクリーンショットなので分かりにくいが、5.5インチはでかくて面白い。左に5つのメニューが、右には動画・静止画切り替え、撮影ボタン、直前に撮った写真のサムネイル(ここをタップするとギャラリーになる)がある。グリッド線はオンオフ可能

photo 設定から「アウトドアモード」をオンにすると、バックライトが明るくなり屋外でも見やすくなる

 5.5インチのでかい画面で写真を撮るというのはなかなか不思議な感覚で、これだけでかいと見やすくていいかも。10インチのiPadでカメラを使うときほどシュールではなく、まあ普通にカメラとして使えるギリギリのサイズといっていいかも。屋外ではちょっと見にくいが、そのときは設定メニューから「アウトドア」をオンにするといい。アウトドアモードに切り替わり、バックライトが明るく見やすくなる。

 さて、GALAXY Note IIは多彩な撮影モードを持っているが、まずは「通常撮影モード」から。注目は一番左下の設定メニュー。ここは初めに使いこなしたい。下の方にスクロールして「コントラスト」。これはコントラスト補正機能のことで、これをオンにすると暗部を補正してくれる。

 では作例を。いつもの黄色い滑り台。

photo

 陽射しがかなり斜めから当たってるので(晴れるのを待ってたらいつもより遅い時間になってしまった)、コントラストが高くて青空や滑り台の黄色はいいけど、影がかなり暗い。そんなときはコントラストをオンにすべし。

photo コントラスト:オン

 暗部がちょっと復活していい感じになった。

 もうひとつ、あずまや。

photophoto コントラスト:オフ(写真=左)。コントラスト:オン(写真=右)

 もともと順光で光が回ってるので大きな差は出ないが、暗部が少し明るくなってるのが分かるかと思う。

 次は紅葉の写真。

photo

 普通の紅葉写真である。ここで、設定からシーン設定を選ぶと下の方に「秋色」というのがある。これをオンにして撮ってみるとこうなる。

photophoto シーン設定を「秋色」に(写真=左)。シーン設定:秋色(写真=右)

 秋っぽくということでか、赤が強調され、彩度もぐんと上がる。めちゃ派手。派手すぎて秋どころじゃないだろという気がしないでもないけど、まあそれはそれということで。

 多くのカメラ機能は撮影モードのひとつとして「シーン」を持っているほか、最近は「シーン自動認識」がトレンドだが、GALAXY Noteは撮影シーンにあまりこだわりがないようである。だからといって困ることがあるかというと……ないかな。本職デジカメレベルのシーン自動認識機能でもあれば別だけど。

 設定でもうひとつチェックしたいのは「手ブレ補正」。これをオンにすると、オフ時よりISO感度が(シチュエーションにもよるけど)2倍に上がり、ほんのちょっと画角が狭くなる(電子式手ブレ補正処理をかけていると思われる)。結果として、暗い場所では手ブレ補正をオンにした方がくっきりと映る。

photophoto 手ブレ補正オフ:ISO1250(写真=左)。手ブレ補正オン:ISO2500(写真=右)

 室内や日没後の屋外では、手ブレ補正をオンにしちゃった方が何かとよさげだ。なお、ISO感度はマニュアルだと最高ISO800だが、オートではISO1250まで上がるようだ。

photo 手ブレ補正オフ:ISO1250

 連写機能もよく使うので覚えておきたい。連写をオンにすると「撮影ボタンを長押ししてる間」だけ連写してくれるのだ。最大20枚。これは使いやすい。

 こんな感じで撮れる。

photophoto
photophotophoto

 見ての通りけっこう速い。実測で秒6コマだ。ただし、連写モード時の写真はmicroSDではなく本体に書き込まれる。

photo メニューをタップするとショートカット編集を行える。個人的にはコントラストととアウトドアモードは入れておきたい感じ

 設定メニューにはほかにホワイトバランスやISO感度、露出補正などが用意されている。いちいちオンオフするのはめんどくさいので、よく使うモノを画面においておくといい。「ショートカット編集」で、画面に置いておける。カメラ切り替え、ライト、撮影モード、エフェクトの4つを置き換えられるので使いこなしたい。

 設定メニューでユニークなのが「ファイル名の自動生成」機能。GPSタグとファイル名の自動生成をオンにすると「ファイル名の末尾に撮影場所を追加してくれる」というもの。GALAXYで撮った写真は「年月日_時刻」というファイル名が付くわけだが、その末尾にさらに場所も記録してくれるわけだ。

 とても便利そうだが、オンにしてみたら「20121203_121727_2丁目.jpg」なんてファイルを生成してくれた……えっと、2丁目だけではどこで撮ったかさっぱり分かりません。役立つかどうかが微妙すぎるのでオフにしておいていいかな。

photo ウインドウバーに表示されているのがファイル名。「20121203_121727_2丁目.jpg」なんてファイル名にされてもどこの2丁目だか……

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  4. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. Xiaomiからも“デカバ”モデルが登場! 1万mAhバッテリー時代が到来 (2026年03月12日)
  7. ドコモ「ガラケー取扱説明書の掲載を終了します」 3G終了に伴い、事前保存を呼びかけ (2026年03月11日)
  8. 100W出力で急速充電対応「UGREEN USB Type-Cケーブル」が43%オフの743円に (2026年03月12日)
  9. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  10. サムスンに聞く「Galaxy S26」シリーズ開発秘話 AI機能はさらに賢く、商用化まで5年を要した「プライバシーディスプレイ」 (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年