ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroid 4.1タブレット「Xperia Tablet Z SO-03E」は、Androidスマートフォン「Xperia Z」の洗練されたデザインとの共通項を多くを持つ薄型・軽量のタブレット端末だ。これまでの「Sony Tablet S」や「Xperia Tablet S」からは雰囲気が大きく変わったが、10.1インチクラスのタブレットとしては世界最薄の厚さ6.9ミリ、国内最軽量の重さ495グラムというスペックを実現した。
ディスプレイは10.1インチのReality Displayで、画面の解像度はワイドUXGA(1920×1200ピクセル)。フルHD画面よりも多い画素数で、美しい映像が再生可能だ。ソニーのBlu-rayレコーダーや「nasne」で録画した番組を持ち出す「おでかけ転送」機能などにも対応。ソニーならではの「WALKMAN」アプリやアルバムアプリ、ムービーアプリなども備え、さまざまなエンターテインメントコンテンツが美しい画面で楽しめる。画像処理エンジン「モバイルブラビアエンジン2」により、各種コンテンツを色鮮やかに再現する。また、ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド3D」により、内蔵スピーカーで臨場感のある音も再生可能だ。10.1インチの大画面を生かして、マルチタスク処理が可能なスモールアプリなども用意した。
メインカメラは有効約810万画素の裏面照射型CMOS「Exmor R for mobile」を搭載。インカメラも有効約220万画素の裏面照射型CMOSで、タブレットながら妥協のない高精細な写真撮影や映像撮影に対応する。ワンセグやNOTTVなどの放送サービスもサポート。NOTTVには、ソニーモバイル製端末としては初めて対応した。CPUは1.5GHz動作のクアッドコアプロセッサー「Snapdragon S4 Pro APQ8064」で、OSはAndroid 4.1。バッテリー容量は6000mAhだ。ボディはIPX5/7の防水性能、IP5Xの防塵性能を備える。
このほか、NFCもサポートしており、決済機能には非対応ながら、NFC対応機器にXperia Tablet Zをかざすと簡単に連携できる機能や、Xperia ZなどのNFC搭載Xperiaと写真やWebページのURLの共有する機能などが利用可能だ。ドコモのLTEサービス「Xi」は、下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbpsでの通信が可能。FOMAハイスピードエリアでも下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信が利用できる。
また、Xperia Tablet Zを充電時などに立てかけておける、専用の卓上ホルダも同梱する。
機種名 | Xperia Tablet Z SO-03E |
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OS | Android 4.1 |
CPU | Snapdragon APQ8064(1.5GHzクアッドコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約172×266×6.9ミリ |
重さ | 約495グラム |
連続通話時間 | − |
連続待受時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
メインカメラ | 有効約810万画素裏面照射型CMOS(AF/手ブレ補正対応) |
インカメラ | 有効約220万画素裏面照射型CMOS |
メモリ | ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
ディスプレイ | 約10.1インチワイドUXGA(1920×1200ピクセル)TFT液晶 1677万色表示 |
ボディカラー | Black、White |
主なサービス・機能 | NOTTV、Xi(下り100Mbps/上り37.5Mbps)、FOMAハイスピード(下り14Mbps/上り5.7Mbps)、WORLD WING(3G+GSM)、防水/防塵、Wi-Fi、テザリング、エリアメール、GPS、Bluetooth、DLNA/DTCP-IP、NFC、しゃべってコンシェル、ドコモクラウド、スマートフォンあんしん遠隔サポート ほか |
発売日 | 3月中旬予定 |
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