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» 2013年02月12日 23時42分 UPDATE

e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2012:見付けたものの写真や日時、場所を手軽に共有できる「ここピン!」がグランプリを獲得

福岡県飯塚市が開催した「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2012」の公開プレゼンテーションと表彰式が2月9日に九州工業大学飯塚キャンパスで行われた。学生から事業としてアプリを開発している企業まで、幅広い応募作品の中から優秀なアプリを6本選出し、グランプリを表彰した。

[園部修,ITmedia]

 福岡県飯塚市産学振興課が2月9日、「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2012」の公開プレゼンテーションと表彰式を開催した。会場は、情報工学部がある九州工業大学の飯塚キャンパス。公開プレゼンテーションには、応募総数71件の中から、1次審査を通過した18作品の作者・チームが集い、持ち時間7分で最後のアピールを行った。最終的に、テーマ出題企業からのお題に沿った5本のアプリと、フリーテーマの飯塚市長賞のアプリが選ばれた。

 飯塚市は、元総理大臣の麻生太郎氏の地元としても知られる。産学振興課では、アプリ開発を行うエンジニアや学生、IT企業などとの交流の場を創出し、優れた技術者の発掘と育成、自由でクリエイティブなアプリ開発の推進、さらには“IT技術者が集まる飯塚”を発信するイベントとして今回のスマートフォンアプリコンテストを企画したという。

 出題企業とテーマは以下の通り。

e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2012 出題企業とテーマ
出題企業 テーマ
アスキー・メディアワークス 「既存の電子書籍を超えた、“ワクワク”する新感覚の雑誌リーダーアプリ」
サミーネットワークス 「カブト虫バトルゲームアプリ」もしくは「操作したら、2時間後に結果が気になって再度起動したくなる、または、最低1日1〜2回起動したくなるアプリ」
シャープ 「家電やモノをつかう生活をもっと楽しくするクラウド型アプリ」
パソナテック 「ゲームに依存しない、待ち合わせ時間や空き時間を活用できるアプリ」もしくは「飯塚市PRアプリ」
バンダイナムコゲームス 「一緒に過ごす時間を十分に持てない親子のためのアプリ」もしくは「置き忘れたスマートフォンを、覗き見したほうも覗き見されたほうも後でクスッと笑える、新しいプロテクトアプリ」
飯塚市 自由テーマ

 審査員は、審査員長の武蔵野学院大学 国際コミュニケーション学部 准教授 木暮祐一氏、九州工業大学 情報工学部 准教授の小西直樹氏、有限会社TRIART CIOの津村忠助氏、近畿大学 産業理工学部 教授の山�啗重一郎氏、Impress Watch「ケータイWatch」編集長の湯野康隆氏、アイティメディア「ITmedia Mobile」編集長の園部修が務めた。

 応募作品は、各審査員が事前にコンセプトや動作を確認していたが、当日改めて開発者・開発チームから熱のこもったプレゼンテーションを受け、新しい発見やこだわりのポイントなどを再確認。その後の審査で出題企業賞と飯塚市長賞、そしてグランプリが決定した。

e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2012 受賞作品
開発者・チーム 作品名
アスキー・メディアワークス賞 九州工業大学情報工学部 斎藤暢郎氏 「SharePub」
サミーネットワークス賞 デジタルハリウッド福岡校 Project BoBB 「Battle of Beetle Breeders」
シャープ賞 京都大学大学院情報科学研究科 武田勝輝 「Recipe Match」
パソナテック賞 荒川豊氏 「まったく新しい仕組みの英単語帳 Diclog」
バンダイナムコゲームス賞 デジタルハリウッド福岡校 ICT48 Team-H 「のぞくな危険!?」
飯塚市長賞 ここピン!開発チーム 「ここピン!」
グランプリ ここピン!開発チーム 「ここピン!」
PhotoPhoto アスキー・メディアワークス Mobile ASCII編集部 編集長の中島正雄氏とアスキー・メディアワークス賞を受賞した九州工業大学情報工学部 斎藤暢郎氏(写真=左)。サミーネットワークス 取締役 開発本部長の川越隆幸氏とサミーネットワークス賞を受賞したデジタルハリウッド福岡校 Project BoBBのみなさん(写真=右)
PhotoPhoto シャープ 研究開発本部クラウド技術開発センター 所長の上田徹氏とシャープ賞を受賞した京都大学大学院情報科学研究科の武田勝輝氏(写真=左)。パソナテック 営業総本部 コンサルタントの後藤祐貴氏とパソナテック賞を受賞した荒川豊氏(写真=右)
PhotoPhoto バンダイナムコゲームス 上席執行役員 第1事業本部本部長の相木伸一郎氏とバンダイナムコゲームス賞を受賞したデジタルハリウッド福岡校 ICT48 Team-Hのみなさん(写真=左)。飯塚市長の齊藤守史氏と飯塚市長賞を受賞したここピン!開発チームのみなさん(写真=右)

 グランプリは、8枚までの写真とキャプション、日時、位置情報、それにコメントを1つのデータとして共有できる、サービス「ここピン!」が受賞した。もともとは全国規模の生物相の分布調査のために開発したサービスだが、ハザードマップや地域の名所・名品の情報化などにも活用でき、飯塚市の地域活性化などにも役立つ可能性がある点が評価された。

Photo 「ここピン!」はグランプリも受賞。グランプリ賞金30万円がプレゼントされた
Photo 参加者、審査員そろって記念撮影

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