第2回 UIの使い勝手は? エントリーホームって何?「DIGNO R 202K」の“ここ”が知りたい(1/2 ページ)

» 2013年07月31日 17時55分 公開
[村上万純,ITmedia]

 大型サイズのハイエンド端末が登場する中、スペックを抑えてスリムで軽いボディと使いやすさを重視したのが、京セラ製の「DIGNO R 202K」だ。初めてスマートフォンを使うユーザーを意識した「エントリーホーム」や、ケータイライクなUI(ユーザーインタフェース)の「シンプルメニュー」を採用している。

photo 「DIGNO R 202K」

UIの使い勝手は?

 小柄な女性でも扱いやすいDIGNO Rは、初めてスマートフォンを使うユーザーを強く意識したモデルとなっている。では、UIの使い勝手はどうだろうか。まず、ロック画面でタップすると、ロック解除のほかに、「通話」「カメラ」「すぐ文字」の各アプリを直接起動できる。これらのアプリはカスタマイズが可能なので、よく使うものを登録してみると良いだろう。文字入力で使いたいアプリをすぐに呼び出せるすぐ文字の詳細は、第3回で紹介したい。

photophotophoto ロック画面をタップすると、4つのアプリが表示される。アクセスするアプリは変更可能だ(写真=左、中央)。「カメラ」アプリのUI。メインカメラは有効約810万画素のCMOSセンサーを採用した(写真=右)

 文字サイズがAndroid標準(中)の1.75倍ある、京セラ独自の「でか文字」が使えるのも特徴だ。大きい文字で見やすいメニューは、ケータイライクでフィーチャーフォンユーザーにもなじみがある。またホーム画面は、端末を横向きにすると自動で横表示に切り替わる。

photophotophoto 文字サイズは5段階で変更できる
photophoto 「でか文字」はAndroid標準(中)の1.75倍の大きさ
photophoto 文字入力は、フリック入力に対応している。入力候補の文字は大きく表示されるので打ち間違いをしにくくなっている
photophoto 端末を横向きにすると、ホーム画面も自動で切り替わる(写真=左)。端末下部には、「戻るキー」「ホームキー」「メニューキー」があり、ディスプレイ内に収まっている

 また、フィーチャーフォンでおなじみの3×4のアイコンを配置した「シンプルメニュー」を採用した。上から「時計」「アドレス帳」「電卓」などよく使うアプリを配置し、使い勝手を重視した。DIGNO Rの特徴的な機能の1つである「省電力ナビ」へもワンタッチでアクセスできる。

photophoto ホーム画面下の中央にある「シンプル」をタップすると、3×4の配列でアイコンをレイアウトした「シンプルメニュー」が起動する

 「アプリ一覧」をタップすると、「基本機能」「便利アプリ」「コミュニケーション」「エンターテイメント」「ソフトバンクおすすめ」「Googleサービス」の5種類に分かれたアプリ一覧ページが表示される。機能別にまとまっているので、目的のアプリも探しやすくなっている。

photophotophoto 「アプリ一覧」をタップすると、5種類のアプリページが並ぶ
photophoto 「ソフトバンクおすすめ」ページは、ソフトバンク端末のDIGNO Rならではのもの

 京セラ独自の便利機能として、歩行や電車、自動車などの移動状態をセンサーが自動感知し、静止時にWi-Fiスポットをサーチし自動接続する「インテリジェントWi-Fi機能」も搭載した。移動時は3G/4G通信に切り替わり、無駄にWi-Fiスポットを探さないため、快適に通信できる。

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