iPhoneを利用する上で必須となるのが、Apple IDだ。クラウドサービスの「iTunes」や「iCloud」、iOSアプリをダウンロードできる「App Store」の利用など、主なサービスを使うにはApple IDが必要となる。そんなApple IDをiPhoneだけで作成できる方法を紹介したい。なお、検証にはiOS 7.0.3搭載のiPhone 5sを使用した。
Apple IDはさまざまな方法で作成できるが、まずはクレジットカード情報を登録しない方法を紹介しよう。ホーム画面の「App Store」をタップし、何でもいいので無料アプリを選ぼう。画面右に表示される「無料」→「インストール」をタップすると、「サインイン」画面が現れる。この中央に「Apple IDを新規作成」と出てくるので、タップしてアカウントを作成する。この手順で操作すると、クレジットカード情報を登録せずにApple IDを新規作成できる。
最初に表示される「国または地域」は初期状態で日本になっているので、そのまま右下の「次へ」をタップし、使用条件に「同意する」と、IDやパスワードの入力画面になる。ここで「メール」欄に入力したメールアドレスが、Apple IDになる。ここでは、すでに使っている「Gmail」のアドレスを入力した。なお、iCloudのメールアドレス(@icloud.com、@me.com、@mac.com)は使用できない。パスワードは、最低8文字の英数字で、少なくとも1つは大文字が含まれている必要があるので、注意しよう。そのほか、パスワードを忘れた際に必要な「セキュリティ情報」、セキュリティ情報を忘れた際にリセット方法の通知先となる「任意のレスキューメール」「生年月日」などを入力する。情報メールの受信は購読するかどうかを選べる。全て入力したら、右下の「次へ」をタップしよう。
次は、クレジットカード情報の入力画面になるが、クレジットカード会社を選ぶ欄の一番下に「なし」という項目があるので、ここにチェックを入れよう。無料のアプリをダウンロードするときはクレジットカード情報が必要ないので、有料アプリをダウンロードする際や楽曲を購入するときに改めて登録すればいい。ちなみに、クレジットカード情報として必要なのは、「カード番号」「セキュリティコード」「有効期限」の3つだ。
ほかに、「請求先住所」と「電話番号」の入力も必須だ。プリペイドカードの「iTunes Card」および「iTunes ギフト」を持っている場合は、そのコードを入力できる。これで個人情報の入力は完了となる。
その後、Apple IDとして登録したメールアドレス宛に確認メールが届く。Appleから届いたメールを開くと「今すぐ確認」という表示があるので、タップする。「メールアドレスの確認」画面になるので、先ほど登録したメールアドレス、パスワードを入力しよう。これでApple IDが作成され、アプリのダウンロードなどが可能となる。
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