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» 2013年11月18日 07時00分 UPDATE

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:「Xperia Z1」カメラ 撮影機能レビュー編――Info-eye、タイムシフト連写、ARエフェクトで遊ぶ (1/2)

Xperia Z1には面白い撮影機能がいろいろと詰まっているのだ。というわけで、撮影機能レビュー編では「Info-eye」「タイムシフト連写」「ARエフェクト」といった新機能を中心に見ていこう。

[荻窪圭,ITmedia]

 「XperiaZ1」カメラチェックの後編は、おもしろ機能編。いや、おもしろ機能といってはあれだけど、Z1には面白い撮影機能がいろいろと詰まっているのだ。

photo 今回使用した「Xperia Z1 SOL23」

 ピクチャーエフェクトやスイングパノラマといったおなじみの機能に加え、話題になった「タイムシフト連写」、画像を解析して関連する情報をひっぱってきてくれる「Info-eye」、3DCGと合成する「ARエフェクト」などなどである。

 カメラ機能のメニューを見ると、全部で8個。

photo 撮影メニューの一覧

 「プレミアムおまかせオート」と「マニュアル」については前編で細かくやったのでここではスルー。右上にある「アプリ」をタップすると、「カメラを使ったアプリ」を追加でダウンロードできる。

photo 今のところ用意されているのはこの3つ。ダウンロードして機能を追加できるのが面白い。

 カメラアプリから追加のカメラ機能を呼び出せるという形がいい。特殊撮影系のアプリなんていちいち起動するよりメインのカメラアプリから呼び出せた方が分かりやすいもの。

 ソニーは1年前から、同社のミラーレス一眼「NEX」シリーズで、カメラに新機能を追加できる「PlayMemories Camera App」を提供しているが、それのスマホ版といった感じ。また、ウィジェットから個々の機能を直接起動することもできる。

photo ウィジェットからカメラ、Info-sye、タイムシフト、ARエフェクト、Social liveを呼び出せる。

Info-eyeの目は何を見つけてくれたのか

 では順番に、まずはInfo-eyeから。

 Info-eyeは、撮影した内容を解析して、それについて調べて教えてくれるという将来性豊かな機能。今のところ、ランドマーク、本やワインのラベル、それらに該当しない場合は位置情報や画面上のテキストを認識して、それがなんであるかネット上から探してくれるのだ。

 面白いのでいろいろとやってみた。まずは原宿駅の駅舎。

photophoto 撮影すると「原宿竹下通り」と出た。ほんとはちょっと違うけど。で、ネット上のそこに関する情報が表示される

 次はテキストに挑戦。地下鉄の出口にあったこれ。さてこれをちゃんと読めたか。どんな情報を表示してくれるか。

photophoto テキストはかなり読んでくれたもよう

 神社の由来を解説した案内板。こういうのをちゃんと認識して読んでくれるとうれしい。

photo 縦書きはダメでした。。。。

 えっと、頑張ってくれたけど、縦書きはダメなようです。残念。

 次はQRコード。これは余裕。一応「写真は正しく解析されましたか?」って出るところがいい。こうして少しずつ機能が増えていくのだ。

photo QRコードはうまく行きました(詳細はぼかしてあります)

 次は本。手元にワインがないので、自分の本でやってみた。

 ちなみにInfo-eyeで撮影した画像は、このようにラベルが付いた状態で2Mの画像で保存される。

photophoto ちゃんとタイトルを見て書名と著者名を見つけてくれた(写真=左)。しかも本の詳細も教えてくれる(写真=右)
photophoto 続いて別の本。もちろんちゃんと「東京古道散歩」を解析(写真=左)。本の内容もちゃんと表示してくれる。最後に「詳細を表示」ボタンが付く(写真=右)

 で、解析した結果から「詳細を表示」してみると。

photo Amazonの該当ページにジャンプしたのでした。余談ですが、この本を出したおかげで古道ネタで「タモリ倶楽部」出演できました

 Amazonのその本のページが開いたのだった。つまり、本の表紙を撮影すると、その場でその本を買えちゃうのである。

 将来、解析できる内容が増えてきたら面白くなっていきそう。使い方もシンプルだし。

タイムシフト連写で瞬間を捉える

 お次はタイムシフト連写。今回、一番話題の機能かもしれない。タイムシフト連写モードにして、被写体をじーっと見て「ここだ!」ってタイミングで撮影する。

 そうすると、シャッターを押した瞬間の前後1秒ずつを「秒30コマ」の超高速連写で撮影してくれるのだ。2秒で60枚。

 で、撮りっぱなしではなく、そこから一番いいタイミングのものを選べるのである。 しかも、60枚分をちゃんと「TIMESHIFT」フォルダに記録しているので、あとから選び直すこともできるのだ。

 面白いのはそのインタフェース。こんな風に半円状にサムネイルが並び、指ですりすり動かすとアニメーションのように動くのである。そこで気に入った瞬間を止めればOkだ。

 面白いので動画でどうぞ。

photo ちょうど全体が入ったタイミングを記録してみた。列車が少し歪んでるのは、いわゆる「ローリングシャッター歪み」で、まあ高速なものを撮る時はしょうがないです

 どうしてもスマホでは捉えるのが難しい瞬間ってのがある。例えば、猫がにゃあにゃあと鳴いていたので、一番口を大きく開いた瞬間を撮りたい。そんなときはタイムシフト連写である。

photophoto にゃあと鳴いた前後を撮影(写真=左)。一番口をちゃんと開いた瞬間を無事ゲット(写真=右)

 ただし……残念なことに画像サイズは2Mの16:9、つまりフルHDのサイズである。これがちょっと残念。例えば、「iPhone 5s」は秒10コマでシャッターを押す前の瞬間は記録してくれないんだけど、8Mサイズで撮影できる。

 Xperia Z1は秒30コマでシャッターを押す前の瞬間も含めて記録してくれるから、こちらの方がタイミングを逃さないのだけど、2Mサイズである。そんな違い。

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