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» 2015年02月09日 18時58分 UPDATE

ICT、“東京デートスポット”で電波状況実測調査を実施――auが下り26.57Mbpsでトップ

ICT総研は、主要なデートスポットでドコモ、au、ソフバンク、ワイモバイルのデータ通信速度を調査。僅差ながらauが下り26.57Mbpsでトップとなっている。

[エースラッシュ,ITmedia]

 ICT総研は2月9日、「2015年2月 東京デートスポット電波状況実測調査」の結果を発表した。

 本調査では、東京ディズニーランドを含めた東京都内の主要デートスポット30地点、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルのデータ通信速度を測定。利用したのは速度測定アプリ「RBB TODAY スピードテスト」で、1地点あたり下りと上りの通信速度を各3回ずつ測定した平均値をとった。調査期間は2月3日から2月7日まで。

 調査の結果、下り通信速度は僅差ながらauが平均26.57Mbpsでトップに。上り通信速度はドコモが平均10.53Mbpsでトップとなり、ソフトバンクも下り通信速度 26.33Mbps、上り通信速度 9.10Mbpsという結果を残している。ワイモバイルは3社と比べやや劣るが、他社より割安な料金プランながら実用的には問題のない通信速度を実現していることが分かった。

 なお、主要デートスポットは同社の女性測定スタッフの目線で抽出しており、測定地点は全て各施設の「主要な入口付近」としている。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

2015年2月 東京デートスポット電波状況実測調査

 実測の結果、下り通信速度(ダウンロード速度)はNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社が一歩も譲らない高水準の争いとなった。その中で僅差ながらauが平均26.57Mbpsでトップとなった。テーマパークなどでは下り平均21.55Mbpsと若干苦戦したものの、商業施設では平均29.08Mbpsと強さを見せた。同社の下り通信速度は、10Mbps台が50%を占めており、20Mbps台は23.3%と他社よりも少ない。ただし、10Mbps未満が0%と、極端に遅い地点が見られなかったことが全体トップとなった要因である。

 背景としては、同社がセールスポイントする「人口カバー率99%」のプラチナバンド帯のLTE網が整備されていることや、「キャリアアグリゲーション」、「WiMAX2+」に対応していることなども挙げられるだろう。

NTTドコモは上り速度10.53Mbpsで4社中トップ。上りでも爆速地点が散見された。

 上り通信速度(アップロード速度)は、NTTドコモが平均10.53Mbpsでトップとなった。「すみだ水族館」で上り 30Mbpsを記録するなど、上り通信速度でも爆速地点がいくつか見られたことなどが上りの平均値を押し上げた。また、下り通信速度も平均25.25Mbpsと、こちらも十分な速さを見せている。

 同社は、Xiの契約者数の多さゆえに密集地・繁忙時に混雑するケースも過去に見られたが、LTEを提供する周波数帯の多さや、1.7GHz帯と1.5GHz帯の「フルLTE化」などの対策を施しており、その影響が確実に実感できる状況になってきている。

ソフトバンクは下り速度26.33Mbps、上り速度9.10Mbps。ともに高水準の結果に。

 ソフトバンクは、下り通信速度 26.33Mbps、上り通信速度 9.10Mbpsを記録。ともにトップに肉薄する高水準の結果を残した。下り平均30Mbps以上の地点が全体の33%を占めており、この割合は4社中最も高い。また、テーマパークなどでは下り33.13Mbps、上り10.80Mbpsを記録しており、いずれも他社と比べて頭一つ抜けている。今回の実測結果からは、商業施設よりも、テーマパークなどに強い傾向と言えそうだ。

 同社は、iPhoneが「SoftBank 4G LTE」に加えて、AXGP方式の「SoftBank 4G」にも対応したことが今回の安定した結果につながっており、ユーザーも確実にそれを実感できる環境にある。

ワイモバイルは下り速度、上り速度ともに一歩劣る結果だったが、実用的には問題なし。

 ワイモバイルは下り通信速度22.85Mbps、上り通信速度4.69Mbpsと、上記3社と比べると一歩劣る結果となった。ただし、実用的には全く問題ない通信速度であり、他社より割安な料金プランで提供していることを考えれば十分な通信環境を提供できていると言えるだろう。

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