ヤフーは米Life360と業務提携し、米Life360の開発した位置情報共有アプリ「Life360」を国内向けに提供開始した。
Life360は、家族や友達など登録者同士の居場所をリアルタイムに把握できるアプリだ。位置情報共有のオン/オフは切り替えられ、家族には常に共有しても友達には待ち合わせのとき以外共有しないといった利用が可能。共有グループは複数作成できる。
特定の場所やエリアを「通知エリア」としてあらかじめ設定し、出発や到着の際にはプッシュ通知で知らせる機能も搭載。通知エリアは1つのグループにつき最大2カ所まで指定でき、半径150メートル〜3.2キロの範囲で自由に大きさを変えられる。
万一の場合に備え、グループメンバー全員に10秒程度で助けを求める通知が届く「緊急通知」ボタンを装備。今後は自動音声による電話通知や警察機関などから提供されるデータをもとに犯罪が発生したことのある地点をアプリ内地図に搭載する予定だ。
対応OSはiOS 7.0/Android 2.3以降。ダウンロードは無料だが、有料版では最大30日分の移動履歴確認、通知エリアの個数制限を設けないほか、有料版グループでは全員がグループ内で有料機能を利用できる。
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