台湾Acerは4月21日(現地時間)、ニューヨークで開催したプレスイベントで、自転車乗り専用コンピュータ「Xplova X5」(以下「X5」)を発表した。第3四半期(7〜9月)に発売する計画で、価格や販売地域はまだ不明だ。
一見スマートフォンのようだが通話機能はなく、自転車のハンドル部分に設置してダッシュボードとして使える。また、天面にビデオカメラがついており、走りながら撮影できる。
X5のカメラでは、720pの動画が撮影できる。走行スピードやユーザーの心拍数、GPSなどをベースにアルゴリズムが自動的に面白そうなシーンを撮影する。自動撮影の長さは1本につき最長3秒。ユーザーがマニュアル操作で撮影することもできる(端末右下に録画ボタンがある)。撮影後、最高8本までのクリップを端末内で1本の動画に編集でき、完成した動画は端末から直接各種ソーシャルメディアなどにアップロードできる。通信は3Gをサポートする。
ダッシュボード機能は、リアルタイムのスピード、心拍数、ケイデンス、走行距離などが表示され、オンラインの地図画面に切り替えられる。
ツーリングでグループの全員でX5をセットすれば、連係するスマートフォンアプリ「Xplova Moment」で全員の現在地やスピードを把握できる。
仕様の詳細は発表されていないが、防水レベルはIPX7で、バッテリーの持続時間は16時間以上。
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