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» 2016年10月24日 22時20分 UPDATE

Mobile Weekly Top10:ドコモの「スマホ一括648円」 「LTEケータイ用プラン」の“制約”

NTTドコモが、初めてオリジナルブランドを冠するスマートフォンを発売します。その大きな特徴は「一括648円」という、大手キャリアの端末としては非常に安価な価格設定です。

[井上翔,ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、10月17日から10月23日までのアクセスランキングを集計しました。

吉澤社長 「MONO MO-01J」を自ら説明するNTTドコモの吉澤和弘社長

 10月19日にNTTドコモの新サービス・新製品発表会があったこともあり、今回のランキングはこの発表会に関連する記事が多くランクインしました。

 1位の「一括648円の驚安スマホ『MONO』は買いなのか?」と4位の「安価ながらデザインや品質も追求――ドコモオリジナルスマホ『MONO MO-01J』」は、NTTドコモが初めて導入するオリジナルブランドのスマートフォン「MONO MO-01J」に関する記事です。

 MO-01Jは、端末代金を直接値引く「端末購入サポート」を利用すると648円(税込)で購入できる安さが大きな特徴です。

 低価格モデルでは性能面やデザイン(外装)面で“妥協”をしがちですが、MO-01Jはミドルレンジの上位モデル向けのプロセッサを採用し、前面・背面をガラス素材にするなど、これらの点で妥協はしていません。一方で、おサイフケータイ、テレビ(フルセグ・ワンセグ)、赤外線通信といった日本独特なハードウェアを省くことでコストを下げています。

 今までの大手キャリアのスマホと比べると「驚きの安さ」であるMO-01Jですが、同社の吉澤和弘社長によると、ドコモとしては利益が出るような価格設計になっているそうです(参考記事)。ドコモの“意欲作”であるMO-01Jが、どれくらい市場に受入れられるのか注目したいところです。

SH-01J ドコモ初のLTEケータイにして、2016年冬モデルの初号機となった「AQUOS ケータイ SH-01J」(筆者の私物)

 ランキングの8位には「ドコモ、LTE契約のケータイ利用者向けプランを拡充」が入りました。

 ドコモから2016年冬モデルとして登場する「AQUOS ケータイ SH-01J」「P-smart ケータイ P-01J」は、同社としては初めてのXi(LTE)対応ケータイ(フィーチャーフォン)です。両機種の登場に合わせて、ドコモは月額1200円で使える料金プラン「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と、月額300円から使える2段階パケット定額「ケータイパック」を新たに設定しました。

 スマホ・タブレット向けの「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」とは異なり、カケホーダイライトプラン(ケータイ)はパケットパックの契約を必須としていません。そのため、「データ通信は一切せず、月々サポートも諦める」という割り切りができれば、1回5分以内という制限があるものの、毎月1200円を支払うだけで国内通話を定額利用できます。

 au(KDDI・沖縄セルラー電話)とソフトバンクはLTE(4G)ケータイの導入においてドコモに先行していましたが、1回5分以内の国内通話定額をVoLTEケータイには提供していませんでした。そのせいか、ドコモの新プラン・パケットパックに即座に対抗しました。

 対抗したauとソフトバンクでは、LTEケータイ向けの2段階データ定額が500KBまで0円(無料)で使えることが大きな特徴です。ドコモのケータイパックは月額300円スタートですから、データ通信込みで利用する場合はドコモよりおトクといえます。

 しかし、auの「新データ定額サービス(仮称)」は「データチャージ」「データギフト」を利用できないほか、一部の割引サービスや「au STARロイヤル」(長期利用優待)を適用できない制約が、ソフトバンクの「データ定額S(4Gケータイ)」は「ガラケーのりかえ割」を適用して他社からMNPで転入しないと事実上契約できない制約があります。

 再びドコモに翻って見ると、ケータイパックそのものには制約がなく、月々サポートも他の指定パケットパックを契約した時と同様に付きます。また、ケータイパックの代わりに「シェアパック5」や「データSパック」を契約しても、スマホやタブレットのように月々サポートが減額されることもありません。

 ですが、カケホーダイライトプラン(ケータイ)の提供条件をもう一度よくよく調べてみると、実は以下のような制約があります。

  • 契約できるのはXi(LTE)回線のみ(FOMA回線の場合は契約変更が必要)
  • 契約しようとする回線における直前の端末購入履歴が「ドコモ ケータイ(iモード、spモードどちらでも可)」「らくらくホン(らくらくスマートフォンを除く)」「キッズケータイ」のいずれかでないと契約できない

 auやソフトバンクと比較すれば「制約」のうちに入らないかもしれませんが、注意が必要です。

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