フランスのスマホベンチャー「Wiko」が日本市場参入 第1弾はVoLTE対応のエントリーモデル「Tommy」【写真追加】

» 2017年02月14日 11時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 ウイコウ・ジャパンは2月14日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Tommy(トミー)」を日本市場に投入することを発表した。市場想定価格は1万4800円(税別)で、2月25日にブリーン、フラッシュレッド、トゥルーブラックの3色を発売する。以後、サンイエロー、ホットピンク、クールグレーの3色も順次発売する予定だ。

Tommyを持つモデルさん
Wiko Tommy Wiko Tommy

 Tommyはモバイルガジェットを使い込む10〜20代の若年層をターゲットに据えたエントリーモデル。1万円台の価格ながらVoLTEに対応したほか、幅広い通信周波数帯(Band)に対応したことが特徴だ。

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 210」(CPU部は1.3GHz×4コア)で、メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBを搭載している。外部ストレージはmicroSDXC(最大64GB)に対応している。ディスプレイはHD(720×1280ピクセル)の5型IPS液晶を搭載している。アウトカメラは約800万画素、インカメラは約200万画素のCMOSセンサーを搭載している。バッテリー容量は2500mAh(交換可能)だ。OSはAndroid 6.0をプリインストールする。

 SIMカードはMicro SIMを2枚搭載できる。ただし、日本国内ではDSDS(Dual SIM Dual Standby)機能は使えない。モバイル通信の対応規格・Bandは以下の通り。

  • LTE:Band 1/3/8/18/19(VoLTE対応:対応キャリア未定)
  • W-CDMA:Band 1/19
  • GSM:850/900/1800/1900MHz帯

 無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応している。Bluetoothはバージョン4.1に対応している。

 本体サイズは約71.5(幅)×145.9(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量は約165gとなる。本体にはMicro USBケーブル、ACアダプターと内蔵バッテリーが付属する。

※ウイコウ・ジャパンから本体重量に関して訂正の連絡がありました(誤:145g→正:165g)ので、それに合わせて本文を修正しました(2月23日16時40分)

実機写真

ボディーカラー 発売当初のボディーカラーはWikoのイメージカラーである「ブリーン」のほかに、「トゥルーブラック」「フラッシュレッド」をラインアップする
正面 本体正面。ディスプレイはHD解像度の5型IPS液晶だ
背面 背面。アウトカメラの外周部には本体色と同系統の色のついたパーツがあしらわれている
バッテリー部 背面カバーを取り外したところ。microSDとSIMスロット2にアクセスするためにはバッテリーを取り外す必要がある
左側面 左側面
右側面 右側面には電源キーとボリュームキー
上面下面 上面にはイヤフォンマイク端子、下面にはMicro USB端子
技適など 日本における「技術基準適合証明等(技適など)」は、きちんとVoLTEに対応できるものを取得している
アプリ一覧(その1)アプリ一覧(その2)アプリ一覧(その3) Tommyのアプリ一覧。必要最低限のアプリのみがプリインストールされている

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年