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» 2017年08月16日 15時30分 UPDATE

次期iPhoneはどうなる?:次期iPhoneのカメラはどんな進化を遂げるのか

9月の発表が予想される新型iPhone。気になる進化の1つが「カメラ」だ。デュアルカメラの継承は必然といえるが、他にどんな機能が追加されるのだろうか。

[田中聡,ITmedia]

 9月の発表が予想される新型iPhone。マイナーチェンジ版の「iPhone 7s(仮)」「iPhone 7s Plus(仮)」に加え、プレミアムモデルの「iPhone 8(仮)」が登場するのではないかといわれている。

 その中で気になる進化の1つが「カメラ」だ。これまでのiPhoneも、6sシリーズで「Live Photos」、6s Plusで光学式手ブレ補正、7 Plusでデュアルカメラを搭載するなど、必ず何かしらの新機能が追加された。2017年のiPhoneのカメラは、どんな進化を遂げるのだろうか。

iPhoneカメラ 「iPhone 7 Plus」に搭載されたデュアルカメラ

※この記事で取り上げている情報は、Appleが公式に発表したものではありません。また、各誌の情報が100%正しいという保証はありませんのでご留意ください。

デュアルカメラは継承、望遠レンズも光学式手ブレ補正対応?

 まず、iPhone 7 Plusに搭載されたデュアルカメラは継承されるだろう。このデュアルカメラには広角と望遠のレンズを搭載しており、望遠レンズを使うことで、光学2倍相当のズームが可能になる。さらに、2つのレンズで距離を測ることで、被写体の背景にボケ味を加えられる「ポートレートモード」も利用できる。

iPhoneカメラ iPhone 7 Plusは広角レンズと望遠レンズを搭載

 このデュアルカメラは、今や多くのスマホメーカーが搭載しており、Huawei、ASUS、ZTE、LGなどが採用している(ちなみにHuaweiはiPhone 7 Plusが発表される以前のP9からデュアルカメラを搭載している)。iPhone 7 Plusのポートレートモードはいまだにβ版で、iOS 11では同モードの画質改善などが予定されている(参考記事)。そんな状況でAppleがデュアルカメラの搭載をやめることはあり得ない。

 少なくともiPhone 7s Plusは、引き続きデュアルカメラを搭載するだろうが、PlusじゃないiPhone 7sへの搭載も期待したい。

 さらに、iPhone 8では縦方向にデュアルカメラが搭載されると「9TO5Mac」や「Macお宝鑑定団」などが予想している。iPhone 7 Plusのカメラは横に2つ配置されているが、これが縦方向になるのは、本体を横向きにした際に、VRコンテンツを撮影しやすくするためといわれている

 9TO5Macでは、iPhone 8では広角レンズと望遠レンズどちらも、光学式手ブレ補正に対応すると予想している。iPhone 7 Plusの望遠レンズは光学式手ブレ補正に対応していないため、暗い場所で2倍ズームをしても、広角レンズで撮影されることがある(参考記事)。しかし広角レンズだとデジタルズーム特有の画質劣化が起こる。2つのレンズが光学式手ブレ補正に対応すれば、暗い場所でも2倍ズームで鮮やかな写真が撮れるというメリットが生まれる。これはiPhone 8だけでなくiPhone 7s Plusでの対応にも期待したい。

シーンの自動認識も可能に?

 9TO5Macは、iPhone 8のカメラが「SmartScan」機能を搭載すると報じている。これは、スマートスピーカー「HomePod」のファームウェアから判明したという。SmartScanは、撮影環境に応じて、カメラアプリが最適な画質に調整する機能だと同誌はみている。

 Androidスマートフォンには、シーン認識機能を備えた機種が多いが、iPhoneの標準カメラアプリはシーンの自動認識機能は備えていない。ただ、iPhoneの写真アプリは「ラーメン」「川」といった単語から、保存した写真を検索できるので、バックグラウンドでは被写体の情報を認識している。こうした機能をベースに、次期iPhoneではカメラ側でシーンを認識する機能が搭載されても不思議ではないだろう。

iPhoneカメラ iPhoneの写真アプリでは、シーンや被写体の種類あどから、写真を検索できる。こちらは「川」で写真を検索したもの

3Dセンサーを使った顔認証が可能に?

 MacRumorsは、iPhoneカメラの部品を提供しているLargan Precisionが、3Dセンサーを出荷したことを報じており、iPhone 8のインカメラに搭載されることを示唆している。また、iPhoneのリーク情報を発信しているBenjamin Geskin氏は、インカメラが2つあるとおぼしき「iPhone 8のモックアップ」画像をTwitterで投稿している。3Dカメラの用途には顔認証や虹彩認証などの生体認証が含まれるとMacRumorsは述べている。

 スマートフォンの顔認証はこれまでも多くの機種が搭載しているが、写真を使ってもロックを解除できる場合がある(参考記事)など万全ではない。3Dセンサーで顔の輪郭や奥行きなども検知できるようになれば、認証精度が向上することが期待される。

 9TO5Macは、HomePodのファームウェアから、iPhone 8ではApple Payでの決済で認証をする際に、Touch ID(指紋認証)の変わりに顔認証を使う可能性があると報じている。新型iPhoneのカメラは、セキュリティ面でも大きなカギを握っているといえる。

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