さて、iPhone 8と8 Plusであるが、動画も強化された。なんと4K動画で60fps、さらにフルHDで240fpsの超高速撮影ができる(それを秒30コマで再生するので、8分の1倍の超スローモーションになる)。
この2つは実はめちゃスゴイ。今、4K動画を撮れるカメラはいくつも出ているけど、たいていは30fps止まり。より動きが滑らかな60fpsに対応した製品はあまりないのだ。
さらにスローモーションもフルHD(1080×1920ピクセル)で120fps止まりの製品が多く、240fpsを撮れるのは、少なくとも一般的なデジカメではないのだ。
これを使うには「カメラ」の設定で「フォーマット」を「高効率」にし、ビデオ撮影とスローモーション撮影の設定も変えればよい。
フルHDの240fpsや4Kの60fpsはデータ量が多すぎるので、リアルタイムでぐっと減らして書き込んでやらないと間に合わないのだろう。
スローモーションで撮っただるま落としをどうぞ。
という感じである。
なお、高効率か互換性重視かが問題だが、普段使う分には「高効率」で問題ない。ファイルサイズは小さくなるし、書き出すときは原則として標準フォーマットに変換してくれるから。
最後にフルーツパフェの写真でもどうぞ。
今回、しばらくiPhone 8と8 Plusを使ったんだけど、カメラ機能よくなっているわ。総じて画質が上がっていて、処理も速くなったので、レタッチしなくてもそのまま使えるシーンが増えた感じ。
特に暗部の処理が良くなったので暗いシーンでもちゅうちょなく使える。
ポートレートライティングとLive Photos(これはiOS 11の機能なので他のiPhoneでも使えるけど)も面白い。
もう1つ、ディスプレイが新しくなったのはでかい。明るくてきれいで鮮やかなので、撮った写真もきれいに見える。
iPhone 7の人が急いで買い替えるべきかといわれると、そこまで極端な違いはないけど、6s以前を使っている人は買い替えてよし、な感じだ。
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