Mobile World Congress開幕前夜に「Idou」を発表した英Sony Ericsson。景気後退によるコンシューマー市場の冷え込みを前に、ハイエンドな高付加価値端末を投入する狙いはなにか? 日本市場やソニーのゲーム部門との取り組みについても聞いた。
シェアトップの端末メーカーNokiaと、ビジネス向けソリューション大手のBlackBerry。Mobile World Congressで、携帯端末向けサービスをいっそう拡充する両社の今後の戦略をかいま見た。
携帯向けプラットフォームの世界では、AppleやGoogle、Microsoftが存在感を示し始めるなど競争が激化している。こうした中、Symbian Foundationは、どのような戦略で差をつけようとしているのか。
スウェーデンの大手通信機器ベンダー・Ericssonは、2008年から普及し始めた“モバイルブロードバンド”のさらなる成長を予測する。そんなモバイルブロードバンドのカギを握る「HSPA+」や「LTE」はどのような流れで導入されるのだろうか。
Mobile World Congress 2009のパナソニック モバイルブースでは、セキュリティカメラやデジタルレコーダーなどの家電ネットワークと接続できるHSDPA対応フェムトセルを展示。LTE時代を踏まえた、フェムトセル活用シーンを提案していた。
スペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2009」のQualcommブースでは、HSPA+のデモや、スマートフォン向けチップセット「Snapdragon」搭載端末の展示が行われていた。また、同社は3G/EV-DO/LTEに対応したマルチモードチップ「MSM8960」も発表した。
Mobile World Congress 2009でSamsungとLG、韓国の2メーカーが新タッチパネル端末を各種発表。昨今のトレンドとなりつつあるタッチパネル端末だが、両社の展示ブースから今後の製品展開戦略もかいま見える。
Mobile World Congress 2009のSamsungブースとTexas Instrumentsブースでは、Samsungが開発したプロジェクターケータイ「I7410」の実機デモを行なっている。TIが開発した「DLP Pico」モジュールを採用し、最大50インチまでのスクリーン投影が可能。
クアルコムブースではワイヤレス充電技術「eZone」を初公開したほか、小型デバイス向けチップセットSnapdragon搭載の「TG01」を展示。また上り最大42Mbpsを実現するHSPA+Multicarrierや、小型基地局を使ったLTEの無線伝送デモを行なった。
キーパッドが透明な携帯電話「LG-GD900」や、腕時計型の携帯電話「Touch Watch Phone」をGSMA Mobile World Congressで披露した。
50インチ以上の映像を投影できるというプロジェクター内蔵携帯を、Samsungが発売する。
携帯通信事業者の業界団体が、携帯電話の充電器の規格統一に向けて動き出した。実現すれば、機種を問わず同一の充電器が共有できるようになる。
Yahoo!がoneSearchやoneConnectなどのモバイルサービスを統合し、「Yahoo! Mobile」として新たに提供する。
NokiaとSkypeが提携、Nokiaの携帯にSkypeがプリインストールされるようになる。
Mobile World Congress 2009のドコモブースでは、国産ケータイの可能性を伝えるコンセプトモデルの展示や、FeliCaやMIFAREに対応した“世界版おサイフケータイ”と呼べるU-SAMチップ搭載端末のデモ、そしてLTEについての取り組みなどが展示された。
「Nokia E75」「E55」は「Nokia Messaging」サービスや、PCと同等の電子メール体験を実現する新しいUIを搭載する。
ビジネス向けのTouch Pro2には電話会議に便利なスピーカーフォン機能「Straight Talk」が付いた。
Acerのスマートフォンはタッチスクリーンを搭載し、フルキーボードモデルやデュアルSIMモデルもある。
Operaのほか、カシオ日立モバイルコミュニケーションズやSwisscomなど6社がLiMo Foundationに新たに加わった。
MS版App Storeの名称は「Windows Marketplace for Mobile」に。
世界最大級のモバイル業界イベント「Mobile World Congress 2009」が2月16日(現地時間)開幕。Qualcommの新チップセット搭載の東芝製WM機「TG01」やソニー・エリクソン製のタッチパネル端末「Idou」、Samsung電子の“カメラフォン”「MEMOIR」などが登場する。
iアプリをWindows MobileやAndroid、iPhone、S60、ポータブルゲーム機でも――。アプリックスがドコモの協力のもと、iアプリをオープンプラットフォーム向けアプリに自動変換する技術を開発した。
Samsung Electronicsは、Mobile World Congress 2009の事前プレスイベントで8Mピクセルカメラ+タッチパネルディスプレイを備える「MEMOIR」の実機を披露した。デジタルカメラに似た外観デザインと8Mピクセルカメラ、3インチタッチパネル+タッチUIが特徴。2009年2月下旬に北米市場向けに発売する。
「Adobe Flash Lite 3.1 Distributable Player」はFlashアプリケーションを携帯機器に直接配信できるようにする。
Sony Ericssonは2月15日、スペイン・バルセロナで16日に開幕する「Mobile World Congress 2009」に先駆けて発表会を開催。タッチパネル+12.1Mピクセルカメラを搭載する新スマートフォン「Idou」(アイ・ドゥ)を披露した。
LGの「ARENA」は3Dインタフェースをタッチ操作する携帯電話で、DolbyやDivXの技術を使ったオーディオ・ビデオ機能を搭載する。
Movidiaは1月15日、携帯で撮影した動画を編集できるマルチメディアプロセッサ「MA1110」を発表した。2009年夏にユーザー向けサンプルの提供、2009年後半にチップの量産化を目指す。