大物は秋以降……それでも夏休みに買うべきパーツとは?古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年07月13日 11時11分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

15個のLEDで光り輝く汎用ファン「APOLLISH 12cm Fan」が登場!

タイムリー「AQULIA POLE605」

 もう1つ、夏に注目したいのはやはり冷却パーツだ。特に先週は、店頭で目立つ新製品が複数デビューしていた。

 タイムリーからは、6センチファンを5連結した棒状の送風ユニット「AQULIA POLE605」が登場。価格は3000円弱で、在庫は潤沢だ。5基のファンは内蔵用の4ピン電源端子を個別に備えているほか、AQULIA POLE605を載せられる3.5インチベイも付属する。ここにファンコントローラーなどを装着して、5基のファンを制御することも可能だ。なお、2センチ厚以下の6センチファンであれば、別売り品と付け替えられる。入荷したショップは「電源環境をそろえれば、卓上扇風機としても使える風量があります。PCケース内にどうやって固定するかはユーザー次第でしょうね。とにかくブロアーファンのような風を送りたいという人にオススメです」と話していた。

 ENERMAXからは、LEDの搭載点数が多い汎用ファン「APOLLISH」シリーズが登場している。直径違いで「APOLLISH 8cm Fan」と「APOLLISH 12cm Fan」の2タイプがあり、それぞれに白と青、赤、緑の4色がラインアップされる。価格はAPOLLISH 8cm Fanが2000円弱で、APOLLISH 12cm Fanが2500円前後だ。ともに光沢のある羽を採用するほか、各色のLEDを15個(APOLLISH 8cm Fanは9個)搭載している。

 クレバリー1号店は「光るファンのなかでもダントツで光量が多いので、店頭でも目立ちますね。自己主張の強いマシンを組むなら魅力的なアイテムです」とコメント。TSUKUMO eX.も「光モノブームの再来を期待してしまうほどヒットしています。やはり店頭で目立ちまくるので、気になる人が多いのではないでしょうか。夏場は冷却の強化を図る機会が増えるので、そうした人達の心に響いたのだと思います」と語っていた。

ENERMAX「APOLLISH 12cm Fan」。デモ機にはファンガードが付いているが、製品には非搭載

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