AMDブースで“Llano”対応をうたう!──「A75」チップセット搭載マザーボード図鑑COMPUTEX TAIPEI 2011(3/3 ページ)

» 2011年06月03日 19時28分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

ECS

 ECSの「A75F-A」も拡張スロットにPCI対応を3基用意して、旧式システムからの移行に対応する。ただし、PCI Express x16対応スロットを2基搭載してマルチGPU環境の構築に対応したり、バックパネルにCMOSクリアボタンを用意したりと、自作PCユーザーを意識している仕様もある。

 製品資料によると、HypertransPort 3.0に対応して転送レートは5.2GT/s、メモリクロックは定格で1600MHz、オーバークロックで1866MHz、または、2133MHzに対応する。また、4基のUSB 3.0と5基のSerial ATA 6Gbpsが利用できる。

 「A75F-M2」は、micro ATXフォームファクタ対応のマザーボードで、メモリスロットは2基、PCI Express x16対応スロットが1基、映像出力インタフェースはアナログRGBとDVIと、やや控えめの仕様だ。

 ECSはmicro ATXフォームファクタ準拠のA75マザーボードとして「A75F-M」も展示していた。こちらは、メモリスロット4基と拡張している。利用できるUSB 3.0は3基、Serial ATA 6Gbpsは6基だ。映像出力インタフェースはアナログRGBとDVI、HDMIを備える。

ECS「A75F-A」

ECS「A75F-M2」

ECS「A75F-M」

Jetway

 Jetwayの「JHA16」は、micro ATXフォームファクタ準拠のマザーボードで、メモリスロットは4基、PCI Express x16対応スロットは1基、PCIスロットも2基と拡張性に富む。映像出力インタフェースもアナログRGBとDVI、HDMIを備える。

 ユニークなのはオンボードでMini PCI Expressスロットを実装することだ。GIGABYTEがIntel Z68 Express搭載マザーボード「GA-Z68XP-UD3-iSSD」でも同様のスロットをそなえて、Intel Smart Response Technologyでキャッシュとして使うSSDの搭載を想定しているが、JHA16については、スタッフが「気が付いたら載っていた。何に使うかは聞いていない」ということで、その機能と挙動は現時点で不明だ。

Jetway「JHA16」

AMDのブースで「Llano対応」を堂々とアピールする

 TOPSTAR「F-HD3 Extreme」は、製品説明に「Llano(AMD Huddon D3)」と掲げていた展示サンプルの1枚だ。WEiBUの「WB-A75+PWR」も、AMDのブースに展示されていながら、「Llano」対応を堂々とアピールしていたマザーボードの1枚だ。ATXフォームファクタ準拠で、メモリスロットは4基、PCI Express x16対応スロットは2基、バックパネルには映像出力インタフェースとしてアナログRGBとDVI、HDMIを備える。

TOPSTAR「F-HD3 Extreme」

WEiBU「WB-A75+PWR」

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー