新旧Macのデータ移行で覚えておくべきいくつかのこと広田稔のMacでいくもん(2/4 ページ)

» 2012年05月31日 11時57分 公開
[広田稔,ITmedia]

「移行アシスタント」で自動コピー(FW/TB編)

 速度を重視したい場合は、FireWireかThunderboltのケーブルでつなぐといい。新旧マシンがMacBook Air以外の場合ならFireWire 800を用意しよう。旧マシンを「T」キーを押しながら再起動すると、Macが外付けストレージとして認識される「ターゲットディスクモード」に切り替わるので、ケーブルでつないでデータの移行を指示する。

 2011年移行に発売されたMacBook Pro/iMac/Mac mini/MacBook Airから最新マシンに乗り換える場合は、よりデータ通信速度の速いThunderboltを利用すると短時間で済む。

ターゲットディスクモードで使えるのはFireWire 400/800かThunderboltの端子。USB 2.0は対応していない(写真=左)。旧マシンを「T」キーを押しながら電源をオンにすると、外付けストレージとして起動する。このままケーブルで新Macにつなごう(写真=右)

FireWire/Thunderboltのケーブルで転送する際は、新マシンで「Time Machine バックアップまたはほかのディスクから」を選ぶ(画面=左)。ターゲットディスクモードで起動したマシンをつなぐと、移行元として選べる(画面=右)

 普段、Macのバックアップ機能「Time Machine」を使って、外付けHDDなどにデータをバックアップしている人は、そこからデータを移行することもできる。仕事でMacを使っている人など、旧マシンで作業をしつつ新しい環境にデータを移したいならこちらがおすすめだ。まだ新機種の発売前なので、今からTime Machineバックアップを始めるという手もアリ!

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