新しいMacBookはどれくらい熱くなるのか発熱チェック

» 2015年05月26日 11時18分 公開
[後藤治ITmedia]

 Mac史上、最薄最軽量の「新しいMacBook」について、その使用感や液晶ディスプレイの品質、システムパフォーマンスなど多岐にわたる記事を掲載してきた。

 TDP(熱設計電力)を抑えた「Core M」の採用により、Mac初のファンレス設計を実現した本機だが、ベンチマークテストの結果を見ると、動画編集などのクリエイティブワークには向かないものの、高速なSSDの搭載もあり普段使いのモバイルノートとしては十分な性能を持つことが分かった。

12インチRetinaディスプレイを搭載する新しいMacBook

Mac史上、最も薄く、最も軽いモバイルノートだ

 ただしその一方で、高負荷な処理を連続して実行すると最大パフォーマンスを発揮できない場面も見られ、ファンレスであることの不安もないわけではない。特にこれから本番を迎える夏で、どれだけボディが発熱するかは気になるところだ。そこで今回は、これまでの記事の追補編として、新しいMacBookの温度を調べてみた。

 測定方法は、室温約28度の環境でMacBookをアルミ製放熱台(すのこタン。)の上に設置し、非接触型温度計でボディ各部の温度を測っている。それぞれアイドル時(10分)と、高負荷時(3D系ベンチマークテスト連続実行時)で、指が手に触れるキーボード/パームレスト面のほか、ひざの上で使うことも考慮して底面の温度を計測している(なお、以下に掲載した底面の写真はロジックボードが見えているが、実際の測定は底面カバー表面の温度)。

 結果は以下の通りだ。

アイドル時のキーボード面。「F7」キーが最も温度が高い。全体的に指に熱を感じる部分はない

アイドル時の底面。アルミ台を使用していることもあり、アイドル時で底面に熱を持つ部分はない

高負荷時のキーボード面。ロジックボードがあるキーボード奥を中心に発熱し、右側に広がっている。40度を超える部分は指先がやや暖かく感じるが、不快なほどではない。パームレストは高負荷時でも熱を帯びにくい

高負荷時の底面。ファンレスのため一度温度が上がると下がりづらく、アルミ台上でも40度を超える部分がある。ロジックボード直下の底面は42度に達し、短パンなど肌が露出した着衣でヒザの上に載せるとやや危険を感じる。とはいえ、全体的にみて極端に温度が高い部分はなく、優秀なほうだろう

 キーボード中央奥の下にロジックボードを搭載し、大部分がバッテリーを占める構造上、熱源もこれに準じ、キーボード中央奥から右側にかけて熱が広がっているのが分かる(裏面は中央から左にかけて)。パームレストの温度は高負荷時でも熱を帯びにくいため、使用時に不快に感じることはほとんどない。

 底面の一部は肌が露出した部分に触れるとはっきり熱いと感じるが、ジーンズ越しでならガマンはできる程度だった。ファンレス設計の超薄型ノートPCとしては、発熱と放熱のバランスは比較的優秀といえるだろう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  4. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  5. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  6. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  7. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  8. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  9. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  10. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー