「こいつは使えないな」と思っていたやつが、じつはムードメーカーで、いなくなったら会議の雰囲気がギスギスしたり、逆にさっきの僕みたいに、割と重要人物と思われている人が来れなくても特に問題なく会議が進んで「あれ? この人ってじつはいらないのかも」というのが分かったりすることもあります。
「いなくなって初めて分かる親のありがたみ」じゃないですけど、誰かを抜いた状況を想像したり試したりするっていうのをやると、より物事が見えることもあるのです。
だからといって、僕がわざと遅刻してるわけではないんですけどね。
自分や周囲の人のパーツとしての強み、弱みが分かると、仲間には、どういう人が必要か、そのプロジェクトで起こりうることを予測して、どういう人をメンバーに任命したら、最も効率的なチームになるかが見えてきます。
自分も含めて人を「パーツ」として捉えることで、ムダがなくて、かつハイパフォーマンスなチームができる。自分も、不得意なことで無理やり戦うよりも、ずっと省エネで効率的な仕事ができるわけです。
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