KDDIは4月20日、太陽光で発電できるソーラーパネルを搭載した防水携帯電話(シャープ製)を、2009年夏モデルとして発売することを発表した。2009年6月の販売開始を予定している。
防水性能を持つ携帯電話にソーラーパネルが搭載されるのは世界で初めて。約10分間の太陽光発電による充電で、1分間程度の通話と2時間程度の待受が可能。太陽光のみで本体電池容量の最大80%まで充電できるため、通常電力での供給によるCO2排出量の削減に貢献できるとしている。
“約10分間の充電で1分間程度の通話”とは、通話中電源が切れた直後、快晴の日の正午に屋外で太陽へ直角にソーラーパネルを向けた場合のもので、開発中の値でもあり、商品化の際には変更になる可能性もある。
KDDIは、端末リサイクルを通じた再資源化や「Green Road Project」などの環境活動を行っているが、今後はより積極的に環境に配慮した取り組みを会社全体で推進するとしている。
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