iPhone 3Gや「PRADA Phone by LG」など全面タッチパネルのケータイは、(当たり前だが)タッチパネルですべての操作ができるが、タッチパネルと物理キーを搭載するドコモの5機種ではどうか。ケータイでよく使う機能や操作ごとに、下記の表にまとめた。
| F-01A | F-03A | N-01A | SH-03A | SH-04A | |
| 電話発信 | − | ○ | ○ | − | ○ |
| 電話応答 | ○ | ○ | ○ | − | ○ |
| 新着メール閲覧 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 文字入力(メ−ル) | − | − | − | − | ○ |
| 文字入力(iモードサイトの検索ボックス) | − | − | − | − | ○ |
| 文字入力(フルブラウザの検索ボックス) | ○ | − | − | − | ○ |
| 暗証番号入力 | ○ | − | ○ | △(入力できない場合もある) | ○ |
| カメラ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ワンセグ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ミュージックプレーヤー | − | △※ | ○ | ○ | ○ |
| iモード | − | △※ | ○ | − | ○ |
| フルブラウザ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| iアプリ | − | − | △(「地図アプリ」「脳眼トレTouch!」「jigブラウザ」など) | △(「jigブラウザ」) | △(「西村京太郎サスペンスforSH」「Gガイド番組表タッチ」「地図アプリ」「jigブラウザ」「EViS」など。※そのほかの一部アプリはソフトウェアキーボードを使って操作可能) |
| 画像閲覧 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 動画閲覧 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ドキュメントビューアー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| マンガ・ブックリーダー | − | − | ○ | ○ | ○ |
| iコンシェル | − | − | ○ | − | ○ |
| iウィジェット | − | − | ○ | − | ○ |
| 地図アプリ | − | − | ○ | ○ | ○ |
| スケジューラー閲覧 | − | △※ | ○ | − | ○ |
F-01AとSH-03Aは、タッチで操作できる機能は基本的に、ディスプレイを表にして閉じたビュワースタイルから呼び出せる機能に限られる。ただしF-01Aは、フルブラウザの検索ボックスでの文字入力や暗証番号入力は、専用のソフトウェアキーボードを使って閉じたままできる。また、SH-03Aもタッチ操作で暗証番号を入力できる。



F-01Aはフルブラウザの検索ボックス内の文字や、ロックを解除する際などの暗証番号は、タッチで入力できる(写真=左端、左中、右中)。SH-03Aはビュワースタイル時に暗証番号を入力してロック解除などができる。ただしオールロックの解除はビュワースタイル時にはできなかったF-03Aは「縦画面ではタッチセレクター」「横画面ではタッチパネル」という使い分けで操作をする。したがって、ミュージックプレーヤーやiモード、スケジューラーなど縦画面でのみ表示できる機能は、タッチセレクターでは操作できるが、タッチセレクター以外に触れて操作することはできない。



F-03Aでは、縦画面でのみ表示できるメールやiモード、メインメニュー、ミュージックプレーヤー、スケジューラーなどは、タッチセレクターで操作はできるが、そのほかの(画面の)部分を触っても操作はできないSH-04Aは、表に列記した項目はすべてタッチで操作できる。SH-04Aは素早い文字入力に適したQWERTYキーを搭載しているが、閉じたままでも文字入力を含む一通りの操作はこなせる。N-01Aも文字入力以外はタッチで操作でき、SH-04Aに次いで幅広い操作に対応している。
F-03Aは閉じたまま文字入力はできないが、「返信」を押すと「了解です」「後で連絡します」といった言葉を入力する「クイック返信」が可能。F-01Aはメール受信時のみ、ビュワースタイルでもメールを閲覧できるが、文字入力はもちろんクイック返信もできない。N-01Aはクイック返信に対応しておらず、メールの返信をするにはシェアスタイルかコミュニケーションスタイルにしてダイヤルキーを表示させる必要がある。
本体を閉じた状態で着信した場合、F-01A、F-03A、N-01A、SH-04Aはディスプレイを触って応答できる(F-01Aはビュワースタイル時のみ)。SH-03Aは閉じたままでは応答できない。新着メールを受信した場合、5機種とも閉じたままディスプレイを触って確認できる(F-01AとSH-03Aはビュワースタイル時のみ)。



F-03Aはタッチセレクターを使って電話の応答や新着メールの確認ができる(写真=左端、左中)。N-01Aは着信時に画面左下の受話器のアイコンをタップすると応答でき、メール受信時は「メール」をタップするとメールを閲覧できる(写真=右中、右端)


SH-04Aはディスプレイ面にあるクリアキーを押すと画面下に表示される、受話器のアイコンをタップして応答できる(側面の発話キーからも応答可能)(写真=左端、左中)。メール受信後は「メール」をタップするとメールを確認できる(写真=右中、右端)次回はタッチ専用メニューやショートカット、誤操作防止など、細かいUIを中心にチェックする。
写真で解説する「F-01A」
写真で解説する「F-03A」
写真で解説する「N-01A」
写真で解説する「SH-03A」
写真で解説する「SH-04A」
第1回 タッチパネルUIの操作感
ドコモ、2008年冬モデル22機種発表──新型番で新たな4シリーズ展開Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.