UQコミュニケーションズブースでは、同社の高速モバイルデータ通信サービス「UQ WiMAX」に対応したデータ通信端末のほか、WiMAXの通信モジュールを内蔵したノートPCが展示されており、来場者の注目を集めていた。
UQ WiMAXは下り最大40Mbpsの通信が可能だが、WiMAX内蔵のノートPCはインテルの通信モジュールの制約上、通信速度は下り最大13Mbps、上り最大3Mbpsとなる。会場の速度テストでは10Mbpsほどの通信速度を計測していた。
WiMAX内蔵のノートPCは、ソニー、シャープ、東芝、富士通、パナソニック、デル、レノボ、HP、エイサーなどから7〜8月に発売される予定。「各社のWiMAX内蔵ノートPCは、当面はオンラインでのみ販売し、その後量販店などでも販売する予定」(説明員)だという。

インテルのWiMAX通信モジュール「インテル WiMAX/Wi-Fi Link 5150」(写真=左)。通信モジュールはノートPCの裏面に搭載されている。これはどのノートPCも同様となっている(写真=右)このほか、WiMAXのネットワークを利用した広告配信サービス「デジタルサイネージ(電子看板)」も紹介されていた。同サービスはWiMAXを採用することで、高画質のコンテンツをリアルタイムに配信できる。会場では秋葉原のライブ映像を配信するデモを実施していた。
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