第1回 基本性能とキーの操作性が優秀なモデルは?最新ケータイ徹底比較(au 2009年秋冬モデル編)(1/2 ページ)

» 2010年01月07日 20時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 auの2009年秋冬モデルは、カシオ計算機製の「EXILIMケータイ CA003」と「EXILIMケータイ CA004」、シャープ製の「AQUOS SHOT SH003」と「SH004」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「BRAVIA Phone U1」と「S002」、京セラ製の「SA001」、東芝製の「T003」(計8機種)が発売された。CA004は「EXILIMケータイ W63CA」、SH004は「SH001」、S002は「W64S」がベースモデルになっており、ソフトウェアに大きな変更点はない。そこで今回は、これら3機種を除くCA003、SH003、BRAVIA Phone U1、SA001、T003を取り上げ、横並びで比較する。カタログやWebサイトなどで公開されているスペックに加え、実際に操作しないと分からない使用感も伝えるので、購入の参考にしてほしい。第1回は基本性能とキーの操作感を調べた。

photo 左から「EXILIMケータイ CA003」「AQUOS SHOT SH003」「BRAVIA Phone U1」「SA001」「T003」

基本スペック:SA001とT003が“世界最薄”ボディを実現

 本体サイズは最薄部が11ミリ台、重さは110グラム台を実現しているSA001とT003がこの中では薄型軽量だ。SA001はスライド型のワンセグケータイ、T003は折りたたみ型の防水ケータイでは世界最薄(SA001は2009年8月31日時点、T003は2009年9月時点)を実現しているのも特筆すべきポイントだ。また、ドコモやソフトバンクモバイルの現行モデルを含め、防水ケータイで120グラム未満を実現している機種は少なく、T003の重さ約118グラムも評価できる数値といえる。他社の2009年冬モデルではNTTドコモの「F-02B」の重さも約118グラムだ(ちなみに、auの2009年夏モデル「Sportio water beat」は約108グラム)。

 厚さについて、最薄部はT003(約11.6ミリ)が最も薄いが、最厚部はSA001(約14.7ミリ)が最も薄い。一方、幅は5機種とも50ミリを超えており、(今回はノミネートしていないが)SH004の48ミリと比べるとやや太い。連続待受時間はSA001(320時間)、連続通話時間はSH003とSA001(260分)が数値上は最長となっている。

基本スペック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 重さ 連続待受時間 連続通話時間
CA003 約50×110×17.4(最厚部約20)ミリ 約135グラム 約280時間 約240分
SH003 約51×112×16.6(最厚部約21)ミリ 約132グラム 約290時間 約260分
BRAVIA Phone U1 約50×111×16.7(最厚部約19.9)ミリ 約141グラム 約270時間 約240分
SA001 約52×113×11.9(最厚部約14.7)ミリ 約119グラム 約320時間 約260分
T003 約50×115×11.6(最厚部約14.9)ミリ 約118グラム 約260時間 約240分

ディスプレイ:NEWモバイルASV液晶搭載のSH003が強みを発揮

 5機種とも、メインディスプレイはサイズが3インチ以上、解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)を実現している(CA003のディスプレイ解像度は、色の配列が異なるVisual ワイドVGAを採用)。また、CA003はこの中では唯一、有機ELディスプレイを採用している。

 以下の画面写真は同じ環境で撮影したもの。この中では、SH003の画面が、果物のみずみずしさや質感をリアルに表現できていると感じた。撮影した画面なので実際の印象とは異なるだろうが、一例として参考にしてほしい。

photophoto CA003(左)とSH003(右)の画面
photophotophoto BRAVIA Phone U1(左)、SA001(中)、T003(右)の画面

 サブディスプレイはSH003とBRAVIA Phone U1の2機種が搭載している。7×17のLEDが点灯するSH003では、日時やバッテリー残量、電波状況、マナーモードの設定状況、歩数計の歩数などを確認できる。アドレス帳に登録した相手から着信したりメールを受信したりすると、登録した読み仮名がカタカナで表示される(漢字は表示できない)。またSH003では、音声着信やメール受信、通話中などのアクションごとにLEDがアニメーションとなって点灯する。有機ELを採用したBRAVIA Phone U1のサブディスプレイには、EZニュースEXのテロップ表示も可能だ(詳細はこちらのレビュー記事も参照)。

photophoto SH003(左)とBRAVIA Phone U1(右)のサブディスプレイ
メインディスプレイとサブディスプレイ
メインディスプレイ サブディスプレイ
EXILIMケータイ CA003 約3.3インチVisualフルワイドVGA(480×854ピクセル)有機EL 最大26色
AQUOS SHOT SH003 約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大26万色 LED(7×17ピクセル)1色16階調
BRAVIA Phone U1 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万色 約1.1インチ(36×128ピクセル)有機EL
SA001 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)IPS液晶 最大26万色
T003 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万色

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