「BRAVIA Phone U1」の着信ランプは、背面パネルとディスプレイ上部の2個所に用意されている。ランプのカラーは7種類+ALL、着信パターンはメロディ連動+3パターンがある。着信設定は、音声着信、Eメール受信、Cメール受信、指定外Eメール、お知らせ受信ごとに行える。
BRAVIA Phone U1は、約1.1インチ(128×36ピクセル)の有機ELサブディスプレイを搭載している。このサブディスプレイには日時や電波強度、バッテリー残量のほか、EZニュースEXのテロップやマナーモード設定なども表示される。音声着信時には(アドレス帳に登録した)発信者の名前が表示される。メール受信時も差出人の名前が出るが、メールの件名や本文などは表示されない。なお、着信相手の表示はオフにすることもできる。
最近はタッチパネル搭載機をはじめ、閉じたまま操作できる機種が増えている。回転2軸スタイルを採用したBRAVIA Phone U1は、「テレビ(ワンセグ)」「ビデオビューアー」「フォト(カメラモード)」「フォトビューアー」「音楽付スライドショー」をビュワースタイル時に利用できる。これらの機能は、横画面専用の「メディアランチャー」からも起動でき、初期設定ではビュワースタイルにすると自動でメディアランチャーに切り替わる。
BRAVIA Phone U1はタッチパネルや各種センサーは搭載していないので、閉じた状態ではサイドキーで操作をする。ワンセグは音量調節とチャンネル変更、カメラはシャッターやズームは可能。サブメニューの呼び出しはできず、詳細な設定は本体を開いて行う。なお、メインメニューの「ツール」から呼び出せる「メディアスタイル起動」では、ビュワースタイル時に自動で起動する機能を設定できる。初期はメディアランチャーになっているが、ワンセグやカメラに変更できる。
ちなみに、メディアランチャーにはないEZwebとPCサイトビューアーも、一部の操作はビュワースタイルでも可能。サイドキーを使って上下スクロールやリンク先のアクセスができた。
Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのドキュメントファイルを閲覧できる「PCドキュメントビューアー」は、BRAVIA Phone U1には搭載されていない。試しにWordファイルをBRAVIA Phone U1へメールで送信したところ、添付ファイルとしては認識されたが、表示はできなかった。
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