KDDIがiidaブランドの新端末「lotta」を発表した。au design project端末のデザインで知られる岩崎一郎氏を起用した端末で、形や色の美しさ、心地よい手触りにこだわって開発されたという。端末名は、運命やめぐり合わせを意味する「lot」に由来する。
わずかに台形がかったシルエットに、マットな手触りとツヤのある質感のコントラストが映える塗装を施し、背面にはボディカラーごとに異なる数字を刻印。この数字がホワイト、イエロー、グリーンの端末のアクセントになっている。
メニューやアイコンなどのGUIにもこだわって開発され、アイコンは背景とコントラストを効かせた構成になっている。時計と一緒に表示される数列は、lottaを操作するたび数字がカウントされるカウンターになっており、操作するたびに数字がカウントされる。
lotta向けには専用周辺機器として、2種のストラップが別売りで用意される。1つは革製品ブランドPOSTALCOのデザイナー、マイク・エーブルソンが手がけるSTRAP-TRAP。鹿革のクリーナーを収納する小さな革のケースがついたネックストラップで、ネックストラップはlotta本体に巻きつけて、革のストッパーで留めることもできる。カラーバリエーションはホワイト、グリーン、イエローの3種で、価格はそれぞれ8980円。各色100個の限定販売で、iidaサイトから購入できる。
もう1つはデザイナーの織咲誠氏が手がける8071 STRAP。+型と凹型のパーツから成り、組み合わせると1つのストラップになる。セットはホワイト、グリーンの凹パーツとイエローの+パーツ、ストラップ2本で構成され、価格は1920円。iidaサイトで購入できる。
| 機種名 | PRISMOID |
|---|---|
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約49×100×14.6ミリ(最厚部17ミリ) |
| 重さ | 約108グラム(暫定値) |
| 連続通話時間 | 約260分 |
| 連続待ち受け時間 | 約430時間 |
| アウトカメラ | 有効約197万画素CMOS(AF対応) |
| 外部メモリ | microSD/microSDHC(最大16Gバイト) |
| メインディスプレイ | 約2.8インチ 約26万色ASV液晶 |
| サブディスプレイ | 約0.5インチ 1色 有機EL |
| 主な機能 | au Smart Sports(Run&Walk、Karada Manager)、おサイフケータイ、デコレーションメール、じぶん銀行、EZナビウォーク、EZ助手席ナビ、EZガイドマップ、災害時ナビ、安心ナビ、赤外線通信など |
| ボディカラー | ホワイト、イエロー、グリーン |
携帯電話だけじゃない――iidaが創造する新たな“広がり”
ライフログを記録し、学習内容に合わせ光り、音を奏でる──新コンセプト「Polaris」
テーマは“未来的な未来”――深澤直人氏デザインの「PRISMOID」
5つの層が形成する“積み重なる色”――タブキー搭載のスライド端末「PLY」
KDDI、iidaの新モデル「PLY」「PRISMOID」を発表――ロボット付き携帯のコンセプトも
ケータイだけでなく、ライフスタイルをデザインする──「iida」の狙いCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.