ミルモ、Android向け音楽、動画配信プラットフォームを発表

» 2010年09月03日 14時59分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ミルモは9月3日、コンテンツプロバイダーと連携し、Windows Media DRMとPlayReadyに対応するAndroid端末向けの音楽、動画配信プラットフォームを2010年末に提供することを発表した。

 これに先立ち、同社はPCとAndroid端末の音楽と動画コンテンツを管理、再生できるアプリ「millmo Media Player」の提供を9月3日に開始した。価格は無料。対応機種はNTTドコモの「LYNX SH-10B」「HT-03A」「Xperia」、auの「IS01」、ソフトバンクモバイルの「HTC Desire X06HT」。「Nexus One」でも利用可能。対応フォーマットは音楽がMP3、WMA、AAC、動画がWMVとMPEG4。

 millmo Media Playerでは、Android端末内の音楽と動画コンテンツをアーティスト別、タイトル別、楽曲別、動画別に再生できる。Windows Media DRM対応のPC向けサービスで購入した楽曲や動画、CDから取り込んだ楽曲などを、Windows Media Player経由でAndroid端末に取り込むことで、millmo Media Playerでデータを管理できる。

 あわせて、SH-10Bにプリセットされている「millmo for SH widget」から、「millmo Media Player for SH」のダウンロードも可能になる。SH-10BはWindows Media DRMに対応しており、PCで購入したWMA楽曲を転送して再生できる。

photo 「millmo Media Player」の画面イメージ

 同社は電通、Microsoft、インターネットイニシアティブ(IIJ)、パケットビデオと協力し、コンテンツプロバイダーが著作権保護を前提とした音楽や動画を配信するプラットフォームを構築する。あわせて、Microsoftが提供するWindows Media DRMの最新版「PlayReady」のコンテンツ配信に向けたプラットフォームの構築も進める。

photophoto 音楽配信プラットフォーム協力各社の相関図(写真=左)。音楽配信サービスのイメージ図(写真=右)

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