ブラウザも、タッチパネルやキーの反応速度を特に体感できる機能の1つだ。スクロールやページの拡大、縮小、縦横表示の切り替えなど、ブラウザでは負荷のかかる操作が求められる。
Android端末は、ブラウザもX06HT/X06HTIIが快適だ。スクロールも速く、マルチタッチでページを拡大、縮小できる。ダブルタップをすると、読みやすいサイズに自動で拡大してくれるのも便利だ。サイトによっては、マルチタッチ(ピンチイン/アウト)を使わずに、ダブルタップをするだけでも十分閲覧できるだろう。また、X06HT/X06HTIIのブラウザでは、ページの任意の個所を長押し+なぞって選択することで、Wikipediaや辞書で調べることもできる。
Xperiaもスピーディにスクロールできて快適だが、マルチタッチ非対応なのが残念。ダブルタップでの拡大、縮小にも対応していない。今秋にアップデートされる予定のAndroid 2.1での改善に期待したい。
SH-10BとIS01のOSはAndroid 1.6ながら、独自の拡張でブラウザのマルチタッチ操作に対応しており、スムーズにブラウジングできる。
T-01BとIS02はスクロールがややもたつき、指の動きに画面が追いつかないことがあった。また、容量の大きいITmedia +D Mobileのトップページで試したせいもあるだろうが、「戻る」「進む」を選んだ後のページ表示が、ほかの機種に比べて遅いのも気になった。
iPhone 4は、素早くフリックすると表示が追いつかないこともあるが、気になるほどではなく、快適にブラウジングできる。マルチタッチやダブルタップによる拡大、縮小も可能。特にピンチイン/アウトの操作がスムーズで、指の動きに合わせて忠実に反応する。ブラウザに限ったことではないが、画面上部をタップすると、ページの先頭にスッと戻るのも便利だ。
BlackBerry Bold 9700はタッチパネル非対応なので、ディスプレイをフリックして高速でスクロールすることはできないが、ブラウザ画面でポインタを使えるので、リンクの選択はしやすい。
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