ドコモ、おサイフ対応の「Xperia arc」と防水対応の「MEDIAS」を夏以降に発売SIMロック解除も夏モデルから

» 2011年02月24日 20時23分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモの山田社長は、2月24日の新モデル発表会で「Xperia arc SO-01C」と「MEDIAS N-04C」のバリエーションモデル投入の意向があることを明言した。同氏によると、夏モデルに向けておサイフケータイに対応したXperia arc、防水性能を備えたMEDIASを投入すること検討しているという。

photophoto 左から「Xperia arc SO-01C」と「MEDIAS N-04C」。NTTドコモの山田隆持社長(写真=右)

 Xperia arc(SO-01C)は海外で発売されたモデルとほぼ同一のスペックであるため、FeliCaやワンセグなど日本独自のサービスや機能は備えていない。海外では同時期に「Xperia neo」「Xperia pro」「Xperia PLAY」などが発表されているが、これらの機種がドコモ向けに供給されるかは未定。おサイフケータイ対応Xperiaは、Xperia arcのマイナーチェンジモデルとなる。また、おサイフケータイが利用可能となれば、ワンセグや赤外線通信対応への期待も高まる。

 MEDIASの後継機は、スリムなスマートフォンというコンセプトを継承しながら防水性能を実装させる見通し。7.7ミリの薄さを維持したまま防水性能を追加することは難しいだろうが、現在のドコモの防水対応Androidスマートフォンが、比較的大柄な「REGZA Phone T-01C」のみであることを考えると、大きな支持を集めそうだ。なお、MEDIAS N-04Cについては今夏にAndroid 2.3へのアップデートを予定しているが、発売時期を考えると、防水性能付きのMEDIASは、Android 2.3を搭載した状態で発売される可能性が高そうだ。

 余談だが、バリエーションモデルということで気になるのが端末の「型番」。順当に行くと「Xperia arc SO-02C」「MEDIAS N-05C」などになりそうだが、少々紛らわしい感もある。かつてドコモはおサイフケータイ対応機種に「C」(F901iCやSO506iCなど)、防水対応機種に「WP+」(SO902iWP+など)を付けていたが、これらの機種にも同様の型番が付けられるのだろうか。

photophoto Xperia arcは6月に下り最大14MbpsのHSDPAに対応する予定(写真=左)。Android 2.2搭載のMEDIASは、今夏にAndroid 2.3へのバージョンアップを予定している(写真=右)

SIMロック解除をしても端末代は上がらない?

 今回発表された新機種と今後のモデルとの大きな違いの1つに「SIMロック解除」の有無がある。今回の3機種はSIMロック解除はできないが、2011年4月以降に発売するドコモ端末にはSIMロック解除機能を実装し、ユーザーがショップで解除してもらえるようになる。SIMロック解除が可能になると、端末価格が上がることが懸念される。山田社長は「SIMロック解除したからといって端末代は高くならない」とコメント。また、SIMロック解除できる時期に制限はなく、購入して即解除することも可能。

 ドコモは3月15日から、毎月の使用料金からスマートフォンの端末代金を24カ月間割り引く「月々サポート」を実施し、端末代の実質負担額を抑えられる。今回の新機種の価格(月々サポート適用時)は、MEDIASとXperia arcは新規契約が2万円台後半、機種変更が3万円台前半、Optimus Padは新規契約が3万円台前半、機種変更が3万円台後半となる予定。

 SIMロック解除をすると月々サポートが解除されるのかは気になるところだが、「SIMロック解除に際しての事務手続きは現在検討中」(ドコモ)とのこと。このことから、山田社長が言及した「端末価格」とは実質負担額ではなく、(割り引き前の)本体価格のことだと思われる。SIMロック解除で月々サポートが解除されるルールになれば、実質的には端末代は上がる。また同氏によると、SIMロック解除時には数千円の手数料を取ることを検討しているとのことだ。

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