キャリア各社、熊本と大分の大雨被害地域で支払期限を延長

» 2012年07月13日 15時40分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムのキャリア4社は7月13日、九州地方で11日以降に発生した大雨の被害地域に対し、電話料金の支払期限を延ばすなどの支援措置を発表した。

 対象となるのは、今回の大雨で災害救助法が適用された大分県竹田市、熊本県阿蘇市/熊本市/南阿蘇村に契約住所や請求書の送付先住所があるユーザー。なお、災害救助法の適用範囲が広がった場合は、支援措置を自動で拡大する。

NTTドコモ

 対象地域のユーザーが携帯電話などの利用料金を窓口で支払っている場合、7月請求分(6月利用分)の支払期限を8月31日まで延期する。また7月12日から31日までの間、対象地域のユーザーが端末を修理する場合に、その代金を一部減額する。

KDDI(au)

 携帯電話や固定通信サービスの利用料金を窓口で支払っている場合、7月請求分(6月利用分)の支払期限を8月31日まで延期する。また、固定通信サービスが避難などで利用できない場合は、その期間の基本料金や付加サービス料を減額する。そのほか、大雨により破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減する。修理費を軽減する期間は、7月12日から31日までに受け付けた端末が対象となる。

ソフトバンクモバイル

 利用料金を窓口で支払っている場合、6月利用分(支払期日:7月6日、7月16日、7月26日)の支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。また大雨で端末を故障・破損・紛失した場合、一部の機種では交換端末を無償で提供。それ以外の機種も、費用を一部減免して提供する。

ウィルコム

 7月中に支払い期日が到来する請求書について、支払い期日を1カ月延長する。

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