購入時の初期設定は、両者ともにメーカー初期設定、キャリア別初期設定の順に進行する。メーカー別初期設定にも、キャリアの方針や搭載ソフトウェアの違いが反映されている。L-01Eでは初期設定でWi-Fi(無線LAN)がオフになっているが、LGL21では最初からオンになっている。また、プリインストールアプリによる設定項目の差も見られる。ユーザーにもよるが、利用可能になるまでの手数は、L-01Eの方が多くなりそうだ。
文字入力はともに「iWnn」をベースとする「LG日本語キーボード」とMetaMoJiの「7notes with mazec-T for LG」がプリインストールされている。LG日本語キーボードについては、L-01Eのものには絵文字や記号の入力を補助する「絵文字クイック」という機能が追加されており、初期設定でテンキーの左側に表示されている。右側に設定することも、非表示にすることも可能だ。なお、L-01Eには、ドコモ提供の「しゃべってキー入力」もプリインストールされている。
共通してプリインストールされているLGオリジナルのホームスクリーンは、基本的に両者ともに機能面で共通だが、上部に常時表示される「Google検索」部分のデザインが異なっている。ホームスクリーンやドロワー(アプリ一覧)のページの端まで移動した際にループ表示させるかどうかの初期設定も異なっている。
後編では、実際にL-01EとLGL21をさまざまな視点で使い比べていく予定だ。
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