第1回 持ちやすさはどう? 片手で操作しやすい?――「Xperia Z SO-02E」「Xperia Z SO-02E」の“ここ”が知りたい

» 2013年02月12日 20時15分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモのソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia Z SO-02E」が発売された。5インチのフルHD液晶やクアッドコアCPUなど高いスペックはもちろん、背面にガラスパネルを採用するなどデザイン性にもこだわったモデルだ。本コーナーでは、Xperia Zの気になるポイントを数回にわたってレビューしていく。

photophoto ソニーモバイル製の「Xperia Z SO-02E」。ボディカラーはブラック、パープル、ホワイト

質問:持ち心地はどう?

photo 背面パネルが全面ガラスになっているのもXperia Zの特徴だ。写真はブラック

 スマートフォンは毎日手にするものなので、持ったときの心地良さも重要だ。Xperia Zは正面から見るとスクエアで角張った印象を受けるが、4隅が丸みを帯びているので、角が手に当たって気になることはない。ただ、背面の周辺にはわずかに淵(ふち)ができており、この淵が手に当たるのが少々気になった。この淵は、落下したときに直接ガラス面が当たらないようにするためのものだと思われる。

 例えばアーク形状の「Xperia GX SO-04D」や「Xperia AX SO-01E」では、背面から側面にかけては段差がなく、ツルツル、スベスベしていて手触りがよい(カーブがかかっていることも手触りの良さに貢献している)。Xperia Zの背面パネル自体は、ガラス素材を使っているのでツルツルだが、側面にかけてはわずかな段差があるので、個人的にはXperia GXやAXの方が手になじむと感じた。慣れの問題かもしれないが、Xperia GXやAXに触り慣れている人がXperia Zを握ると、少々違和感を覚えるかもしれない。また、小さな淵があることで、細かいホコリがたまる恐れがあるのもデメリットだろう。

photophoto 4隅は丸くなっているので、手に当たって気になることはない
photophoto 周囲にはわずかな淵ができあがっている(写真=左)。Xperia GXと比較。GXの背面には淵がないので、側面から背面にかけてツルツルスベスベしている(写真=右)

 後述する電源キーも、片手で操作をする上ではメリットだが、本体を握ると指に当たってしまう。また、電源キーの下にはボリュームキーがあり、左手で持つとこれも指に当たる。握る部分でもある端末の下半分は、突起がない方が好ましいが、Xperia Zに関してはデザインとのバランスを考えた結果なのだろう。

photo アルミ素材を用いたアイコニックな電源キー

質問:片手で操作しやすい?

 Xperia Zは5インチのディスプレイを搭載していることもあり、幅は71ミリ。Xperia GX(69ミリ)から2ミリ、Xperia AX(65ミリ)から6ミリ太くなっている。同じ5インチスマホでは「ELUGA X P-02E」(68ミリ)より3ミリ太く、「HTC J butterfly」(71ミリ)とは同じ幅だ。片手での操作にはある程度の割り切りは必要だろうが、実際のところはどうなのか。

photophoto Xperia GX(右)よりは一回り大きい(写真=左)。iPhone 5と比べると、Xperia Zはいっそう大きく見える(写真=右)
photophoto ELUGA X(右)と比較(写真=左)。HTC J butterfly(右)と比較。HTC J butterflyの方が高さがある(写真=右)

 まず、電源キーが右側面にあるので、片手でロックを解除しやすい。筆者は普段左手でスマートフォンを使っているが、左手で端末を握ると、ちょうど人差し指が電源キーに触れるので、人差し指で電源キーを押し、親指でロックを解除できる。右手で端末を握ると親指で電源キーを押してロックを解除できる。ロック画面で上下どちらかにフリックをするとロックが解除され、ロック解除も片手で問題ない。ホーム画面でページを切り替えたり、アプリトレイを呼び出したり、編集画面でアプリやウィジェットを配置したりといった操作も片手で違和感なく行えた。

photophoto 左手で持つと人差し指が(写真=左)、右手で持つと親指が電源キーに当たる(写真=右)

 一方、画面上部を下にスワイプして通知バーを呼出す、右下のマルチタスクキーを押す操作は、やや指を伸ばさないと厳しい。右手で持つ場合は、左下のクリアキーを右親指で押すのがやや疲れる。文字入力については、「POBox Touch 5.4」に進化したことで、ソフトウェアキーボードのサイズを自由に変更できるようになった。例えば左手で操作する場合、キーボードを左に寄せればよい。右ならその逆でOK。この設定のお陰で、片手でも難なく入力操作をこなせるはずだ。

photophotophoto キーボードの種類を変更すると、指でキーサイズを自由に変更できるようになる。左右へ寄せることも可能だ

 アプリについては、よく使うボタンが画面のどの場所にあるかが操作性に影響する。例えば筆者がよく使っているTwitterクライアントの「twicca」は、更新ボタンやメニューボタンが右下にあるので、左手の親指でこれらのボタンを押すのは少々辛い。ブラウザアプリの「Chrome」は、メニューボタンが右上にあり、このボタンを押すのはさすがにもう一方の手(右手)を使わないと厳しい。画面下のキーにMENUキーを設けるか、「HTC J butterfly HTL21」のように、マルチタスクキーにメニュー呼び出しを割り当てる設定などが欲しいところだ。

photophoto 持ち手の反対方向下の端(左手で持つ場合は右下の端)にあるボタンや、画面上部は片手では押しにくい
photophoto MENUキーを持たないXperia Zの場合、アプリのサブメニューを呼び出すボタン(アイコン)は、画面右下や右上にあるので、左手では押しにくい

質問:Micro USBやイヤフォン端子用カバーの耐久性はどう?

 Xperia Zは防水端末ということで、Micro USB端子とイヤフォン端子にはカバーが付けられている。この2つは特に頻繁に使うため、耐久性が気になるところだ。

 Xperia Zはリアカバーが取り外せないので、microSDとSIMカード用のスロットが側面にあり、Micro USB/イヤフォン/microSD/SIMカード用の4つのカバーが付けられている。4つともカバーと本体の間には柔らかいプラスチック素材が使われており、このプラスチック素材がある程度伸びるようになっている。試しにイヤフォン端子用のカバーをやや力を入れて引っ張ってみたが、取れることはなかった。カバー素材にも本体と同じ樹脂が使われており、カバー素材のみが劣化することもないだろう。開閉もスムーズだし、使い勝手・耐久性ともに問題ないと考えてよさそうだ。

photophotophoto 上部にイヤフォンジャック(写真=左)、左側面にMicro USB端子とmicroSDスロット(写真=中)、右側面にSIMスロットがある。SIMスロットは、トレイに指を引っかけて引き出す(写真=右)

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