標準搭載でありながら、Android端末の標準ブラウザにはさまざまな機能が搭載されている。ここでは少し高度な使い方を紹介しよう。
まず、「ページを保存」するのは特に覚えておきたい機能だ。Webページを保存しておけば、オフラインの状態でも閲覧が可能になる。ケータイの「画面メモ」と同じような感覚で使うといいだろう。ただし、保存したページ内にあるリンクは無効になるので、あくまでもメモとしての利用に留めておこう。機種によっては「オフラインで読めるよう保存」など、機能名は異なる。
もうひとつ知っておきたいのが「ページ内を検索」できる機能。メニュー内の「ページ内を検索」を選択し、検索したいキーワードを入力すると、該当するキーワードに印がつく。効率よく調べものをしたいときに役立つに違いない。
開いているページをほかのアプリと共有する機能も便利。見ているページをSNSに投稿したり、Evernoteにメモしたりなど、多彩な使い方が可能だ。
さらに使いこなしたいユーザーは、ブラウザの設定を見直してみよう。フォームデータの保存、パスワードの保存などが可能なので、セキュリティに気をつけながら上手く活用するといいだろう。
標準機能ではないものの、Googleが提供するお試し機能「Labs」も要チェック。現在は、片手での操作性を高める「クイックコントロール」とステータスバーを非表示にする「全画面表示」が公開されており、いずれも操作性に慣れが必要だが、一度慣れればWebブラウジングがより快適になるに違いない。

画面の右端か左端をタッチしてメニューを表示する「クイックコントロール」。タッチしたままで実行したい項目に指を移動する(写真=左)。ステータスバーを非表示にする「全画面」表示。画面に表示される情報量が増えるが、ステータスバーが使えなくなるのは少し不便に感じる(写真=右)
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