通信や無線の最新動向が分かる展示会「ワイヤレスジャパン 2014」が、5月28日から30日にかけて、東京ビッグサイトで開催される。基調講演(カンファレンス)ではワイヤレス/モバイルビジネスに携わるキーパーソンの話を聞ける貴重なチャンス。あらためて、注目の講演やセッションをまとめた。展示会と基調講演の参加費は無料で、事前登録をしておけば優先的に入場できる。
通信キャリア、MVNO、Wi-Fiスポット提供者、インフラベンダーなどのさまざまな時点から、最新のモバイル技術の動向についての講演を行う。内容は以下のとおり。
中小企業がタブレットやスマートフォンを業務で使う際に知っておきたい活用事例とサービスに関する展示・セミナーを実施。販売促進や顧客との関係強化など、売上アップにつながる活用法も紹介する。参加企業は、東京商工会議所クラウド・ワークスクエア(日本システムケア、NTTドコモ、東京商工会議所)、KDDI、NTT東日本、日本マイクロソフト、富士通マーケティング、中小企業のIT経営マガジン「COMPASS」。
売上アップにつながるソリューション「GPS Punch!」や、インフィニテグラによる「Android外付けカメラ技術とその応用」、リサーチアンドソリューションによる「スマートフォン、タブレット端末を活用した施設構造物点検業務」、JSOLによる「セールスコミュニケーションツールとしてのタブレット端末の活用」などを紹介する。
ZigBeeSIGジャパン理事長の齋藤和正氏による「ZigBee最新動向概要」、ディジ インターナショナルによる「ZigBee実用事例とM2Mソリューション」(※満席)、沖電気工業による「920MHz帯無線技術の動向とエネルギー/社会インフラ市場の適用例」(※満席)、NECエンジニアリングによる「スマートコミュニティを実現するZigBee技術の基本解説」(※満席)などを予定している。
28日には、 NTTドコモ 販売部 代理店担当部長 岡誠一氏とKDDI コンシューマチャネル戦略部長 若槻肇氏による「販売チャネルの現状と今後の方向性」、 野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 上席コンサルタントの北俊一氏による「携帯電話販売チャネルの現状と今後の在り方」を実施し、スマホ時代に携帯電話販売代理店が生き残り、成長するために必要なことを議論する。
日本Androidの会 秋葉原支部が、28〜29日にセッションを実施。28日には「メイドさんと一緒にスマホ・アクセサリを開発しよう!2014」を開催。BluetoothやNFCを使った「メイドさんにたっちなう」、Bluetooth LEを使ったスマホアクセサリーの作り方、「うぇあらぶる(where LOVEる)アクセサリ for メイドさん」などを紹介する。
29日にはAndroid OSのスマートフォン以外のデバイスへの広がりや、アプリ開発の教育環境などを解説する「日本Androidの会とAndroid状況2014」を実施。ほかに「盲ろう者とAndroidについて」「Androidとハードウェアプロトタイピングで加速するIoT」というテーマでセッションを行う。
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