1.4型の電子ペーパーを搭載、通話も可能に――リストバンド型の「Smart Band Talk」IFA 2014

» 2014年09月04日 02時50分 公開
[田中聡,ITmedia]

 ソニーモバイルコミュニケーションズが9月3日(現地時間)、ドイツのベルリンで開催される「IFA 2014」に先駆けて実施したプレスカンファレンスで、リストバンド型のウェアラブル端末「Smart Band Talk」を発表した。2014年秋に世界で発売される。日本での発売も予定している。

photophoto 「Smart Band Talk」

 Smart Band Talkは、2014年3月から世界で販売している「SmartBand SWR10」の後継モデル。歩行や消費カロリーなどの活動や、撮影した写真、聴いた音楽、通話、SNS、思い出に残しておきたい瞬間などを記録して、「Lifelog」アプリで振り返られる。

 Smart Band Talkは、新たに1.4型(288×128ピクセル)の曲面型の電子ペーパーディスプレイを搭載しており、時刻やスマートフォンへの各種通知などを確認できる。Lifelogアプリと加速度・高度計センサーを組み合わせることで、登山などを含む、より幅広いライフログを記録できるという。カラーはブラックとホワイトの2色で、別売りで提供予定のリストバンドに本体(コア)を付け替えることもできる。

 本体はスピーカーとマイクを備えており、ハンズフリー通話はもちろん、音声コマンドでライフブックマークを記録したり、スマートフォンの機能を操作したりできる。IPX8相当の防水と、IP6X相当の防塵(じん)性能もサポートしている。通信はNFCとBluetoothを利用できる。

 コアのサイズは22.3(幅)×47.5(高さ)×9.5(厚さ)ミリ、重さは12グラム。70mAhのバッテリーを搭載しており、連続1時間の通話と3日の使用が可能。

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