「Xperia Z3」ファミリー3機種を速攻レビュー! 6つのポイントから探る“進化”IFA 2014(2/2 ページ)

» 2014年09月04日 16時10分 公開
[太田百合子,ITmedia]
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進化その4:カメラアプリが充実し、写真と動画で遊べる機能が大幅アップ

 次は「カメラ」。Xperia Z3とXperia Z3 Compactは、Xperia Z1/Z2と同様に、1/2.3型・約2070万画素のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載する。画像処理エンジン「BIONZ for mobile」や「Gレンズ」の搭載も従来通りだが、Gレンズの焦点距離がこれまでの27ミリから25ミリにアップデート。ISO12800までの高感度撮影に加え、電子式手ブレ補正機能も進化していて、暗所での撮影でもよりきれいな写真が撮れるようになっている。

photo 真っ暗な箱の中にある、2014 FIFA World Cup Brazilのトロフィーのミニチュアを撮影するデモ。iPhone 5sではシルエットしか分からなかったトロフィーが、「Xperia Z3」でははっきりと写真に写った

 さらにユニークな撮影を可能にするのが、新たに加えられた「サウンドフォト」「ARファン」「マルチカメラ」「フェイスイン」といったカメラアプリ。中でも注目したいのがマルチカメラ。この機能を使うと、Xperiaや、先日発表されたレンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」「DSC-QX30」「DSC-QX10」などのソニー製Wi-FiカメラとNFCでペアリングし、Wi-Fi Directでマルチアングルな撮影ができる。インカメラに切り替えたり、画角のトリミングなども自由自在に設定可能だ。マルチカメラは、レンズスタイルカメラ×Xperiaの楽しみ方を、さらに広げる機能だといえるだろう。なお、これらのカメラアプリはXperia Z3 Tablet Compactでも利用できる。

photo 新たに追加されたカメラアプリは、「カメラアプリメニュー」から確認できる。今後もリリースされる新しい機能をダウンロードして追加できる。
photophoto Xperiaともう1つのカメラを使って、マルチアングルな合成写真が撮れる「マルチカメラ」(写真=左)。「フェイスイン」はメインカメラの映像に、インカメラの映像を合成して写真撮影ができる機能。インカメラの映像サイズや場所、アウト&インの切替などもできる(写真=右)
photophoto 「ARファン」は、画面にさまざまなAR効果を合成できる機能。従来の「ARエフェクト」と違い、画面をスワイプすることで上からアイテムが振ってくるなどのアクションが起こる。空からうずまき?が降ってくる(右)、なんていうビミョーな効果もあり

進化その5:良い音を手軽に――Xperiaだけでハイレゾ音源の再生に対応

 続いては「音」。Xperia Z2ではハイレゾ音源対応のオーディオ機器につなぐことが条件だったが、Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compactでは、デジタルノイズキャンセリング機能の搭載に加えて、単体でのハイレゾ音源の再生にも完全対応している。対応ヘッドフォンをつなぐだけでハイレゾ音楽を楽しめるほか、圧縮された音源をハイレゾ相当にまで高音質化する「DSEE-HX」も初搭載。従来の音源もより良い音で楽しめる。

photophoto IFAのソニーのブースでは、MP3とハイレゾを聞き比べられるデモも用意。音質の違いを写真のように視角化して展示していた。実際に聞き比べてみると、ハイレゾの方では息づかいまで伝わる臨場感を感じることができた
photophoto オーディオ関連の設定(写真=左)。Xperia用のノイズキャンセリング対応ヘッドフォンが用意される(写真=右)

進化その6:PS4のゲームがいつものコントローラーでプレイできる

 最後にゲームファンにとっては目玉機能となりそうなのが、PS4の「リモートプレイ」機能だ。Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet CompactをWi-Fi経由でPS4のリモートスクリーンとして使えるというもので、例えば家族がテレビを見るのでゲームがプレイできないといったときに、簡単な操作でゲームの画面を手元に持ってくることができる。

 画面上に表示されるコントローラーでも操作できるが、画期的なのがオプションの専用マウントを付けた「DUALSHOCK 4」でプレイができること。実際にプレイしてみたが、ゲームの操作感はそのままに、画面だけ手元に持ってくるといった感覚だ。「PS Vita」向けのリモートプレイと同様に、LAN内での利用が推奨されるが、家中の好きな場所でプレイが可能になる。

※リモートプレイの説明を、一部加筆修正しました(9/7 0:52)。

photophoto 「DUALSHOCK 4」に取り付けた、吸盤付きの専用マウントでXperia Z3を固定。5.2型のディスプレイを生かして、ストレスのないプレイができる。テレビからXperia Z3へのディスプレイの切り替えも簡単だ

 Xperia Z3/Z3 Compact/Z3 Tablet Compactはいずれも、従来より高いIP65/68相当相当の防水・防塵(じん)に対応。Xperia Z3/Z3 Compactは日本を含むグローバルで、秋以降に発売を予定している。Xperia Z3 Tablet Compactの日本での発売は未定だが、展示機はLTE対応でnanoSIMがセットできるようになっていた。ぜひ、秋以降の発売に期待したい。

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