「Smart Laboアトレ秋葉原」に潜入――今アツいスマホアクセサリーはこれだ!

» 2014年11月28日 20時58分 公開
[房野麻子,ITmedia]

 携帯電話のキャリアショップなどを運営するティーガイアが展開しているスマートフォン向けアクセサリーショップ専門店「Smart Labo」。2014年11月時点で全国に11店舗を展開しているが、今回は「Smart Laboアトレ秋葉原」におじゃまし、秋葉原店のお勧めアイテムや売れ筋商品、店長の福田洋輔氏に売れ筋商品や今冬のアクセサリートレンドなどをうかがった。

photophoto JR秋葉原駅に隣接するファッションビル、アトレ秋葉原(1)の3階にある(写真=左)。「Smart Laboアトレ秋葉原」の店長 福田洋輔氏(写真=右)

 Smart Laboアトレ秋葉原は、23坪ほどのコンパクトな売り場に、壁の側面なども使って常時に3000アイテム以上をそろえている。さまざまなケースはもちろんだが、モバイル充電器やガラス製のディスプレイ保護シート、スマホを取り付けてスティックを伸ばし自由なアングルで自分撮りができる「自撮り棒」など、話題の製品もしっかりラインアップしている。

 お客さんは秋葉原で働くオフィスワーカーが中心だ。開店当初は男性客が多かったが、ファッションビルの女性向けフロア内にあるため、女性向けのアイテムを増やし、現在の男女比は半々。秋葉原という立地のため、海外からの旅行客やスマホとその周辺機器について詳しい知識を持つお客さんが多いそうだ。ほかの店舗ではあまり売れない高額な商品が、秋葉原店ではよく売れることもあるという。

photo Parrot社のクアッドコプター「AR.Drone 2.0」や、段差を飛び上がって進む「Jumping Sumo」などは1万円以上の高額商品だが、秋葉原店では比較的よく売れている

 商品は、お客さんの反応を見ながら、臨機応変にラインアップを変えている。最近のスマホアクセサリーはブームが来て去っていく流れが早く、動向の把握が重要だと福田氏は語る。入荷した商品は陳列場所などを変えながら2週間ほど様子を見るが、反応が悪ければすぐに変えていくということなので、来店するたびに新しいアイテムを見つけられそうだ。

 そのSmart Laboアトレ秋葉原店が今、最も注目し、お勧めするアイテムが、フランスの老舗刺しゅう糸ブランドDMCのiPhoneケース「DMC Stitch Case」(税別1800円 )。ケースに均等に穴が空いており、その穴に針と糸を通してクロスステッチでオリジナルのiPhoneケースを作ることができる。手芸好きの女性に人気なのはもちろん、興味を示して購入していく男性も多いそうだ。このアイテムは現在、秋葉原店のみの取扱いとなっている。

photophoto ケース、クロスステッチ針、DMC25版刺しゅう糸3カセがセットになっている「DMC Stitch Case」。JRの改札を出たすぐのところに陳列されている(写真=左)。セットの刺しゅう糸では足りない場合に、買い足せるように別途刺しゅう糸も用意している(写真=右)

 量販店のように売り場が広くないので、Smart Laboでは単にキャラクターがプリントされているだけのようなケースはあまり多くない。スマホのケースはユニークなもの、機能的なものを厳選している。例えば、シンプルなケースでもストラップホールが付いているようなものを選んで入荷しているという。

 ちなみに、今冬のケースのトレンドは「レザーケース」。Smart Laboでも男女問わず人気で、今は赤やネイビーなど、カラーリングされているものがよく売れている。価格が1万円くらいするのでスマホケースとしては高額な方だが、iPhone 6/6Plusを中心に、秋冬の新モデルを購入したお客さんが購入していくという。春にかけては「リーズナブルなものや、バンパータイプが出てくるかも」と福田さんは予想していた。

photophoto お勧めの「GRAMAS」のレザーケース。極薄の本革を使用し、フリップにマグネットが仕込まれているのできちんと閉まり、カメラレンズ周りは大きめに抜き取られているので撮影に響かないなど、細かい部分にまで配慮が感じられる(写真=左)。こだわりの天然皮革を使った「栃木レザー」のスマホケース。取り扱っているショップが少なく、デザインも個性的なため、出張時に来店して、帰路につく羽田からわざわざ戻って購入した人もいるほど。iPhone 6/6Plus対応のアイテムを入荷予定だ(写真=右)
photophoto Android端末でも使えるケースとして全機種対応タイプをラインアップ(写真=左)。写真を撮るときに端末を上にスライドできたり回転できたりと、小ワザが効いたアイテムを取りそろえる(写真=右)。iPhoneユーザーもよく購入しているという

 種類が多すぎてどれを選んでいいか分からないディスプレイの保護フィルムも、Smart Laboはこだわりのセレクト。たとえばiPhone 6/6 Plus用のフィルムはディスプレイ縁のカーブに対応したものなど、細かいところに配慮され、いい商品だと納得できるものを取り扱っている。一見しただけでは購入を決められないお客さんも「商品の特徴を説明すると、納得して買ってもらえる」(福田氏)そうだ。

photo 衝撃吸収フィルムで知られる「ラプソル」の保護フィルム。iPhone 6/6 Plusのカーブした縁に対応している

 保護フィルムを貼るのが苦手という人が多そうだが、SmartLaboでは貼り付けサービス込みのオリジナルフィルムも販売されている。こちらはパッケージ商品よりリーズナブルな価格(税別1500円 )で、しかも、TwitterでSmart Laboアトレ秋葉原「@Sl_akihabara」をフォローするか、LINEの友達追加で無料になる。

photophoto オリジナルの液晶保護フィルムは1500円。TwitterをフォローするかLINEで友達に追加すると無料だ。ブルーライトカットタイプ(税別2297円 )もある(写真=左)カウンター内にホコリよけのブースを用意しているので、すぐに貼ってもらえる(写真=右)

 自分で用意した画像をスマホケースにプリントできる「プリケース」もSmart Laboならではのサービスだ。オリジナルのケースが、たった15分程度で完成する。アニメのキャラクターやアイドルの写真などは著作権や肖像権の問題があって使えないが、友だちやペットの写真をプリントしてプレゼントするのによさそうだ。iPhone 6/6Plusにも対応している。

photophoto オリジナルのスマホケースが作れる「プリケース」と作例サンプル。iPhone 4S以降のiPhoneとGALAXY S4/S5に対応し、料金は税込2980円

話題のスマホアクセサリーも豊富に用意

 自撮り棒、ガラス製液晶保護フィルム、スタイラスペンの「Su-Pen」、ダンボー関連商品など、話題の商品はいち早く入荷し、種類や数も豊富にそろっている。また、今夏からはアップル純正のアクセサリーも扱っている。アップルの純正アクセサリーを扱うセレクトショップは珍しく、お客さんにも好評だ。

photophoto 究極のスタイラスペンとして大人気の「Su-Pen」も多彩に用意。優先して入荷してもらっており「秋葉原でこれだけ数がそろっているのはウチだけ」(福田店長)と胸を張る
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photo 日本でもジワジワと広がっている自撮り棒。さまざまな商品があるが、Smart Laboで扱う商品は日本製で技適を受けたもの。信頼できる商品が買えると好評だ
photo 秋葉原店はダンボーアイテムが他店に比べて「3倍人気」(福田店長)だという。モバイルバッテリーはサイズ、価格ともプレゼントに最適で人気が衰えない。「かわいいだけじゃなく性能も高い。iPadにも対応しています」(同)
photophoto スピーカーはデザインのユニークなもの、防滴対応のものなどを扱っている。スピーカーの進化は速く、数年前のものと比べてバッテリーの持ちが格段に上がっているそうだ
photo 「OCN モバイル ONE」のSIMカードも販売している

 コンパクトな売場に、話題のもの、ユニークなもの、機能的なスマホアクセサリーがぎっしり詰まったSmart Laboアトレ秋葉原店。こだわりの1品を探しに行ってみてはいかがだろうか。

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