5.5型は一般的には両手で操作するサイズだが、この端末に限っては背面のカーブにより片手だけでも持ちやすく、小型のスマホのように片手親指だけでも画面の大半を操作できる。もちろん、両手を使った操作も楽だ。
電源キーは本体上部の操作しにくい位置にあるが、代わりに画面をダブルタップするだけでスリープを解除し、ホーム画面で再度ダブルタップするとスリープに移行できる。音量キーは本体背面にあり、どちらの手でも操作しやすい。
本体背面はヘアライン加工が施された樹脂製。3万円台の下位モデルなら納得できるが、4万円台を超える上位モデルとしてはもう少し高級感が欲しいところだ。
ガラスパネルと側面のメタルフレームの上質さに加えて、片手で持ったときの重量バランスは、高価格帯のハイエンドスマホとして納得できる品質。
電源キーと音量キーは右側面のオーソドックスな配置だが、ボタン自体も金属製で安っぽさはない。5.5型は両手での操作が前提になるが、片手でしっかりと握って、もう片方の手で操作しやすい。画面のダブルタップでのスリープ解除には対応しているが、スリープへの移行には対応していない。
メタルふうの樹脂フレームに指をひっかけられるものの、本体側面が角ばっており、握ったまま片手親指での操作は難しいと感じた。
電源キーと音量キーは右側面に搭載。電源キーの周辺をへこませることで、触感でキーの位置が分かりやすくなっている。背面は角度によって輝きが変わるヘアライン加工が施されており、樹脂製ながらもさらっとしており触感がいい。
前面は全体がカバーガラスで覆われ、薄型かつ丸みを帯びた側面の処理は「iPhone 6」のよう。片手での握りやすさは今回比較した5型モデルではいちばん好印象で、片手親指だけでの操作もしやすい。ただ、背面や側面は樹脂製なのであまり上質感はない。電源キーと音量キーは右側面にあり操作しやすい。
防水・防じん、耐衝撃ということもあり、厚さは10.8ミリある。とはいえ、背面のカーブがかった形状や滑り止めのディンプル加工により、片手で握りやすい形状になっている。ほかの5型ディスプレイモデルと同じく、男性の手なら片手親指で画面全体をギリギリ操作可能。電源キーが本体上部、音量キーが左側にあり、アクセスはやや不便だが、右手持ちの場合に誤操作しにくいという利点もある。
4.3型ディスプレイのコンパクトモデルだが、見た目の印象よりも手にずっしりとくる感覚がある。9.7ミリと分厚いこともあり、握りやすさは5型ディスプレイのg03とあまり変わらない。とはいえ、片手持ちで親指が画面の上部にも届く操作のしやすさは魅力的。つや消しのメタルフレームやバックパネルの触感が良く、特徴的な形状の電源キーも操作しやすい。ちなみに、6機種中このモデルだけストラップホールがある。
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