「Xperia Z5」がドコモからも登場――進化したカメラや指紋センサーを搭載【画像追加】

» 2015年09月30日 11時15分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソニーモバルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia Z5」が、NTTドコモからも登場する。型番は「Xperia Z5 SO-01H」で、10月下旬の発売を予定している。

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photo 「Xperia Z5 SO-01H」。カラーはホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーン

 Xperia Z5は、Xperia Zシリーズの最新フラッグシップモデル。カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。背面には、光沢感を抑え、柔らかく光を通すフロストガラスを採用した。側面の電源キーは指紋センサーと一体とし、キーに触れるだけでロックを解除できる。側面にはXPERIAロゴを配した。

 ディスプレイは5.2型フルHD(1080×1920ピクセル)でXperia Z4からサイズの変更はないが、より高色域の再生が可能になり、コントラストもアップ。背景が暗い夜景や花火などの写真も、よりくっきりと表現できるようになった。

 カメラはCMOSセンサーを一新し、画素数が2300万画素にアップ。ソニーのデジタルカメラ「α」で培った技術を生かし、ソニーモバイルが「世界最速」とうたう、0.03秒の高速オートフォーカスが可能になった。メインカメラにはより広角な24ミリレンズを採用した。

 進化した画像処理エンジン「BIONZ for mobile」により、画質の劣化を抑えながら最大5倍のズームが可能。撮影環境に応じて最適な設定に切り替える「プレミアムおまかせオート」では、新たに彩度と明度を調整できる設定を用意。マニュアルモードに切り替えることなく、より最適な設定で撮影ができる。

 動画撮影時の手ブレを抑える「インテリジェントアクティブモード」は、カメラモジュールが大きくなったことで、より高周波のブレを低減。ソニーモバイルによると、自転車に乗りながらでも安定した動画を撮影できるという。インカメラは広角25ミリ、有効約510万画素CMOSのものを搭載する。

 オーディオ機能も進化し、ソニー純正のヘッドセット「MDR-NC750」(ソニーストアで税別1万1800円)を利用すると、ハイレゾ音源の再生と、デジタルノイズキャンセリング機能を両立できる。通常の音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE HX」や、Bluetoothでハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質を保ったまま転送できる「LDAC」を継承している。

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photo 背面にはdocomoロゴがあしらわれている
photophoto ガラスとは思えないほどマットな質感を得られる
photophoto 上下の側面。Xperia Z4と同じく、Micro USB端子は防水キャップレス仕様となっている
photophoto 左側面にmicroSD+nanoSIMのスロット、右側面に指紋センサー兼電源キー、ボリュームキー、カメラキーがある

ドコモモデルとしての独自ポイントは?

 通信サービスは、キャリアアグリゲーションにより、LTEは下り最大225Mbpsの通信が可能。300Mbpsの通信はサポートしない。このほか、VoLTE(高音質通話とビデオコール)、おサイフケータイ、フルセグ/ワンセグ/NOTTV(視聴には付属の外付けアンテナが必要)も利用できる。

「Xperia Z5 SO-01H」の主な仕様
機種名 Xperia Z5 SO-01H
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 5.1
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8994/2.0GHz+1.5GHzオクタコア
メインメモリ 3Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大200Gバイト)
ディスプレイ 約5.2型フルHD TFT液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 LTE:約1160分、3G:約740分、GSM:約680分
連続待受時間 LTE:約440時間、3G:約350時間、GSM:約410時間
バッテリー容量 2900mAh
メインカメラ 有効約2300万画素CMOS
インカメラ 有効約510万画素CMOS
ボディカラー ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーン
サイズ 約72(幅)×146(高さ)×7.3(奥行き)ミリ
重量 約154グラム

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